なぜ聾学校はお母さんに給食を出してくれないの?2008年05月21日 20時27分24秒

体育の授業
先日、お子さんを聾(ろう)学校に通わせているお母さんたちとお会いしました。いろいろな話しの中で毎日早起きして自分の分のお弁当を作るのが大変!という話が出ました。聾学校では幼稚部から小学部3年生ぐらいまでは毎日親が学校に付き添い、そして教室の後ろで授業をいっしょに受けます。1~2時間もかけて通うのも大変ですが、自分のお弁当を毎日作るのが負担だということです。なるほどお子さんは給食があるから良いですが、お母さんには給食は出ませんものね。でも考えてみれば全国に100近くあるろう学校、そのどの学校でも同じ問題があるはずです。費用を自己負担してでも毎日学校に通う幼稚部と小学部低学年のお母さんたちには給食を出しても良いのではないでしょうか?思いつきでそんなことを言ったら「私たちも前にお願いしたことがありますが学校は全然取り合ってくれません。それどころかゆっくりと座って食事をするスペースも準備してくれないのですよ」とのこと。え~?それはおかしいですよね!聞こえない子供たちを頑張って育てているお母さんたちをもっともっと応援していかなくてはならないと思います。