中学校の授業参観2011年04月16日 14時46分38秒

今日は娘の中学校の授業参観でした。

「ことばでなく映像で記憶する」
1時間目は数学です。先生が黒板に図を描きながら、正の整数、負の整数について説明をしました。「ゼロは整数だけど自然数ではない」ということを「ことばで覚える」のではなく、この図を「映像として記憶する」ことが大切ですという話がありました。
ことばではなく、映像で記憶する・・・そう、手話の世界ではよくつかわれることばですね。まさか中学の数学の授業で聞くとは思いませんでした。

「全部自分で答えてしまう先生」
2時間目は社会科でした。テーマは「緯度と経度」です。先生はとてもやさしいくわかりやすい授業でした。ただ、生徒にあまり質問をせず、すぐに自分で答えを言ってしまう先生でした。「地球をフランスを中心にして見ると、陸と海の割合が5対5で、これを陸半球と言います。」「反対にニュージーランドを中心にしてみると陸が1で、海が9になります。これを何というかと言うと海半球ではなく、水半球と言います」と一気に話します。聞いていて、もう少し「割合はどのくらいだと思う?」とか、「海半球ではなくて何というと思う?」ともう少し生徒たちに質問をして少し考えさせても良いのかなぁと思いながら授業を聞いていました。

保護者会の手話通訳
授業参加の後は保護者会です。妻のために来てくれた手話通訳者はふたりとも私の元生徒でした。学校で私がいるのを見つけると、とても緊張した表情に。私が「大丈夫、私は今日は授業参観だけで帰るから」というとふたりはホッとした表情になりました。確かに私がいてはやりにくいですよね。

中学校の廊下には元素記号表が貼ってあり、重要なものには○がついていました。55番セシウム、90番トリウム、94番プルトニウム・・・最近毎日のようにニュースに出てくる元素です。56番バリウム?これって健康診断の時に飲むバリウムのことでしょうか?昔は元素表を一生懸命覚えたものです。とっても懐かしくなりました。


0416元素記号表