白い大蛇に巻き付かれて2011年06月04日 20時14分10秒

今日は次女の通う中学校の運動会でした。梅雨入りした後だったので心配していましたが、青空の下無事に開催することができました。

吹奏楽部ではチューバを吹いている娘(と言ってもまだ2ヶ月)ですが、この運動会ではスーザーフォンを演奏することになりました。スーザーフォンとは娘曰く、白くて大きなヘビが体に巻き付けたような形をした楽器です。この楽器の良いところと言えば、大きなラッパが目立ち、遠くからでもどこにいるかがすぐにわかることでしょうか?


0604スーザーフォン


さて、運動会では生徒たちが放送も担当するのですが、流れている音楽の方が大きく、肝心の生徒の名前のアナウンスが聞こえません。もう少し音楽を絞ってもらえないかなぁ。それから数が多いからしかたがないのでしょうが、名字を呼んだ後しばらく沈黙があり、下の名前を呼ぶことがときどきありました。きっと漢字が読めず、隣にいる先生か生徒に確認しながらアナウンスをしていたのでしょう。前もって調べておけば良いのになと思いました。(ゴメンナサイ)

女子の80メートル走で、ひとりの生徒が間違えて別の人の名前を呼ばれたようでした。本人が、腕を交差させて大きく「×」の合図をしたのですが、誰も気がつきません。結局そのままスタートになってしまいました。最初は一番後方だったのですが、どんどん他のランナーを抜き去り、ゴール寸前でトップに立ちそのままテープを切りました。きっと本人は「私は○○じゃなくって○○だってば!」と叫びながら走っていたのかもしれませんね(笑)。

女子のダンスでは途中で音響のトラブルがあり、音楽が出たり途切れたりします。みんながこのままダンスを続けても良いのかどうか困っていたら、後方の席から男子が大声でその歌を歌い、手拍子でフォローしてくれました。とてもほほえましいシーンでしたよ。

クラス全員リレーはどの学年も白熱していました。ひとつ気がついたことがあります。それは次の選手が走り出しトップスピードに達しているのに、後ろの選手がそれに追いつけず、結局前の選手が再びスピードを落としてバトンを待つということが何回かありました。たぶん、練習ではそこまで全速ではなかったのでタイミングが合っていたのでしょう。本番では全力を出し切ってしまい、最後には失速してしまう人が多かったのかもしれませんね。

男子の組み体操では、今まで練習でも一度も成功していなかった3年生のタワーにぶっつけ本番で挑みましたが、残念ながらバランスを崩し失敗してしまいました。その後で「もう一度おねがいします!」と再チャレンジしたのですが、すると今度は大成功!体育のM先生はきっと影でうれし涙を流したことでしょうね。

今までは競技が終わると、通路が混雑する前に帰ってしまうこともありましたが、今年は吹奏楽部の演奏がある閉会式まで見てきました。帰宅後娘は、顧問の先生に、「一年生で、しかもひとりでスーザーフォンをよく頑張った」とほめてもらったと喜んでいました。自分の競技に、審判係に、そして演奏と大忙しの一日でしたね、お疲れさま。

最後に、準備から大変お世話になりました校長先生をはじめ先生方、職員の皆さま、お疲れさまでした。今日は本当にありがとうございました。