あなたは幸せですか?2011年06月08日 13時34分53秒

・・・ちょっと待って!変な宗教の勧誘ではありませんから、ぜひ最後までお付き合いくださいね。

こういう話ではよく、コップに半分の水か入っているのを見て、「なんだ!半分しか入っていないじゃないか」と不満に思うか、「良かった!半分も水が入っていた」と喜ぶかというたとえ話がありますね。相田みつをさんではありませんが、まさに「幸せを決めるのは、自分の心なんですねぇ」・・・だから、ちょっと待って!怪しい話ではありませんって(笑)!

以前このブログに、Hさんのことを書きました。岩手で亡くなった11人の親戚の遺体の確認をし、全員の火葬を済ませて帰ってきたという話には胸が痛みました。

ところがある方にその話をすると、「ご親戚全員の遺体が見つかって良かったですね」、「全員の火葬ができて、Hさんはとっても幸せですね」と言われました。実は、その方の実家は宮城県東松島市。大きな津波が町全体を飲み込んだところです。今でも、遺体がまだ見つからない人、見つかったとしても火葬ができない遺体がたくさんあります。その方が言うように、見方を変えれば、全員のご遺体が見つかり、火葬がてぎたというHさんは、ある意味幸せなのかもしれませんね。

ところで先日、長女はバレーボールの関東大会に出場するために千葉県へ行ってきました。全国大会やブロック大会に行くと、よく大会名や出場校の名前の入ったタオルやケータイストラップなどの記念グッズの販売があります。その会場にもきっとあったと思うのですが、長女が買ってきたのは去年千葉県で開催された国体のピンバッチでした。しかもバレーボールは売り切れだったので代わりに水球のバッチを買ってきました。

娘曰く、「去年の国体のものだから割引で150円だったよ!バレーのは売り切れていてこれは水球のバッチだけど、ほとんどバレーにも見えるし。それにこんなにネット(実際には水面)より高いところからアタックしているのは、まぁ、これぐらいジャンプしてみろということで・・・」と笑っていました。さすが、わが娘!普通なら、「何で去年の国体の売れ残り?」「何でバレーボールが売り切れ?」「何で水球ってこんなに上から打つの?」と不満に思ってしまいますよね。究極のプラス思考ではないでしょうか。このバッチだって国体の期間中に買えば500円ぐらいしたことでしょう。娘はちゃっかり友だちの分までおみやげに買ってきていましたよ。そう考えるとこの国体の水球のピンバッチが、何だかとても大切なもののように見えてきます。


0605水球チーバくん


この話に感動した人は、今すぐに銀行に行って釈千手あてに1万円を振り込むと、今年1年きっと良いことがあると思いますよ・・・ってやっぱり怪しいかったか!