心の眼を開け!33番雪蹊寺(歌詠みの幽霊が出る寺)2011年10月15日 19時59分37秒

1015埼京線
昨日は11km、今日は8080歩、6km歩き、34番種間寺(たねまじ)、33番雪蹊寺(せっけいじ)を打ちました。この雪蹊寺には昔、幽霊が出て、歌を詠んだのだそうです。幽霊はちょっと嫌ですが、歌を詠むなんてなかなか風流な幽霊さんですね。一度お会いしたいものです。さて、次の32番禅師峰寺まではあと2.5km。途中で近くの桂浜にも寄ってみたいと思います。

・・・月峰和尚がこの寺に泊まったとき、夜半に妖怪のすすり泣く声が聞こえて来た。「水もこの世をいとうころかな」という句を読んでいるので、成仏できぬ霊がいるのだと感じた月峰師は「墨染めを洗えば波も衣着て」という上の句を作ると泣き声はやんだ・・・

・・・山本玄峰師は、若いころ失明に近い眼病に罹り、はだしの遍路を7回している時、この寺の前で行き倒れになり大玄和尚に救われる。出家の心を抱き大玄師に申し出ると、「親からもらった眼はいつかは見えなくなる、しかし心眼が開けばもうつぶれる事は無い」と答えたという。96歳で亡くなるまで17回遍路をされた・・・

さて、今日は当初有楽町にある東京フォーラムに行き、障がい者のコンサートの手話通訳をする予定でした。ところが一週間ほど前に、私の大学に聴覚障がい学生から願書が出て面接試験を実施することになり、急きょそちらの手話通訳に行ってきました。
その学生は態度も受け応えもしっかりしている子でしたが、学生なので指文字が多く、しかも速いのです。リンショウシンリガク(臨床心理学)、タガッカコウリュウ(他学科交流)、ヨウゴキョウユ(養護教諭)など・・・。読み取るのが大変でしたが、まぁ無事に終わってホッとしました。

自分用メモ
こと・・・両手をカギ状に曲げずに体の前で上下に置く
こども・・・二指を鼻の下に(鼻水が垂れている様子)

面接終了後、コンサートに廻ろうとも思っていたのですが、緊張からかとても疲れてしまったのでそのまま帰宅しました。楽しみにしていたスタッフのAさんとの再会も果たせず残念!夜、ピンチヒッターでコンサートの手話通訳をお願いしたWさんから、メールが来ました。「勉強になったし障がい者の皆さんの演奏を聴いて感動しました」という文面で安心しました。来年は私もぜひコンサートに行きたいと思っています。