新潟で菊を食べる2011年10月28日 22時26分59秒

1028鯛麺
お祝い事があり、おめでたいときに食べる四国の郷土料理「鯛麺」を作りました。食用菊を買い、半分は酢の物にし、半分は生の花びらのまま鯛の周りを飾りました。

すると、皆さんから、「谷さんは東京の人なのに菊を食べるなんて珍しいですね」と言われました。私は食べるというより彩りを鮮やかにするために用意したのですが、新潟では菊をよく食べるのだそうです。
最も有名なのはうすむらさき色の食用菊で「かきのもと」と呼ばれますが、これは下越地方での呼び名で、中越地方では「おもいのほか」と呼び名が変わるとのこと。これは食べてみたら思いの外(ほか)おいしかったから、という説があるそうです。
また、山形県では食用菊のことを「もってのほか」といいますが、これは天皇家の紋章である菊を食べるなんてもっての外だからだそうです。なるほど、おもしろいですね。

他にも「ルレクチェ」というおいしい洋梨があると聞きました。私はまだ、食べたことがありませんが・・・。

さて、写真の左端に写っているのは差し入れの「おけさ柿」です。甘くて、とってもおいしかったです。ごちそうさま!お腹がいっぱいと言いながらながら、最後に出たケーキまで14人全員が完食。手話でおしゃべりしながら楽しい食事会になりました。