釈千手の日記帳

11月17日『今夜はチキンのボジョレー煮を作りました』

今日、次女とこんな話をしました。

きのう娘の友だちは1時間目の授業を終えると早退したそうです。その理由は家で飼っていたペットのお葬式とのこと。さすがにペットですから学校も「忌引き」という訳にはいかないでしょう。「当然欠席扱いになるんだろうね」と次女も話していました。

私も最初はペットの葬式ぐらいで子どもに学校を早退させるかなぁ？とちょっと疑問に思いました。

しかし、娘といろいろと話しているうちにちょっと考えが変わりました。私は今まで犬とか猫などを飼った経験がありません。ですからペットが死ぬ（ペットロス）悲しさ、寂しさは、頭では理解できても、気持ちとしては正直よくわからないところがあります。
でも、例えば、遠く離れていて、または何らかの事情があって今までにほとんど会ったことのない肉親が死んだ時と、自分が幼いころからずっと家にいて、家族同様に何十年も一緒に暮らしていたペットの死はどちらが悲しいかといえば、きっとペットとのお別れの方が悲しいことでしょう。もし人の悲しみを計測できるとしたら、前者は5サッド（私が勝手に作った悲しみの単位）で後者は3000サッドぐらい差があるのだと思います。

こんな考えはバカげていて非現実的かも知れませんが、ほとんど会ったことのない親戚の葬式よりも、家族のように接してきたペットの葬式のときにこそ「忌引き」を使う方が、本当は正しいのではないでしょうか？
まぁそんなことを言うと「金魚が死んだ」、「カメが死んだ」、「カブトムシが死んだ」としょっちゅう学校や会社を休む口実に悪用する輩（やから）が出ないとも限りませんが・・・

11月も半ばを過ぎ、家のポストには毎日のように喪中欠礼のハガキが届きます。大事な人の、そして動物とのお別れを悲しむ気持ちは他人の尺度では測れないでしょうね・・・。

さて、今日はボジョレーヌーボーの解禁日。円高の影響で去年は650円だったものが、今年は500円(もちろんフルボトル)になっています。娘たちは未成年なのでワインは飲めないので、今夜はチキンのボジョレーヌーボー煮を作りました。お肉にワインが染み込んでとっても美味しかったですよ。今年のボジョレーを家族みんなで楽しみました。

今日の歩数は1万2083歩で9km、次の12番焼山寺まではあと9kmとなりました。