尖閣諸島・クマ射殺・大臣問責2012年04月21日 21時48分08秒

0421亀戸天神の藤
4月21日『尖閣諸島・クマ射殺・大臣問責』

先週次女の中学公開に続き、今日は、長女の高校の公開授業に行って来ました。
<まじめな生徒たち>
小学校とは違い高校にもなると見に来る親は、1クラス1人から3人ぐらいでしょうか?ぐっと減りますね。最初は娘の3年古文、「源氏物語」についてです。この年になってやっとあの物語が少しは面白いと思えるようになりましたが、今の高校生にとってはどうなんでしょうね。
それでも教室が静かなのには驚きました。1~2名居眠りしている子はいるものの私語など全くありません。私の高校時代は後ろの席でトランプとかしていて誰も先生の話など聞いていなかったからなあ。先生、本当にゴメンナサイ!
<生徒の答えを繰り返してもらえると・・・>
次は3年の日本史。江戸時代の終焉、井伊直弼についての授業でした。先生が「一橋家・尊王攘夷派の人は井伊をどう思った?」「この時の天皇は誰?誰のお父さん?」と生徒に質問します。それは良いのですが、聞こえてくるのはそれに対する「正解!」という先生の声だけで、肝心の生徒の答えが聞こえません。ここは「そう孝明天皇、明治天皇のお父さんだね。正解!」ともう一度生徒の答えを繰り返す技法を使ってもらえると良いのですが。なんて少し教師目線で見てしまいました。
<突然手話で話しかけられて>
その後、1年の英語の授業を見ました。生徒たちが全員立ち、2人組で教科書を読み合っています。その後、先生の質問に答えられた人から順に座っていくのですが、自分が当てられるまでは立ち続けです。見ていると大切なところは立ったまま背中を丸めてノートに書き込んでいました。熱心ですごいですね。
ろうかに出たらひとりのお母さんが私に手話で話しかけてきました!きっと授業中だから声を出さずに手話を使ったのかと思ったらそうではなく、その人は耳の聞こえない人でした。その人は前に一度私の講演を聴きにきてくださったことがあるとのことでした。学年は違っていても子どもが同じ学校に通っているなんて偶然ですね!部活動のこと、修学旅行のことなど少しお話しして別れました。
<その日のニュースを>
最後に再び娘のクラスに戻りました。3年政治経済です。ひとりの女子が前に立ち、「尖閣諸島を都知事が購入する」という新聞記事の概要と自分の意見を説明しました。するとそれを受けて先生が、クマ射殺と、2大臣の問責決議についても少し話をしました。これは授業の導入部分でしたが、ただ、参議院はどうの衆議院はどうのと丸暗記するのではなく、こうやってその日のニュースを解説してくれると授業がグッと身近に感じられますね。

娘の、そしてクラスの様子がよくわかり、今日は参加して良かったと感じました。さて学校公開を終えてから、近くの亀戸天神を少し散歩して帰宅しました。境内の藤はまだまだでしたが、それでも少しほころび始めた花は訪れた人たちを集めていましたよ。(写真)

甲州街道の旅、今日は1万3349歩、8.0kmを歩き、韮崎(第40)に到着しました。次の台が原(第41)まではあと15.4kmです。