釈千手の日記帳

今日は大田区の手話サークルにおじゃましました。
ここは歌川広重の浮世絵にも登場する名勝地、洗足池です。
この景色、きっと広重の時代からあまり変わっていないのでしょうねぇ。

池のほとりにある図書館の一室が会場です。
メンバーは6人ですが、耳の聞こえない人を中心に毎週楽しく手話の勉強をしたり、手話でのおしゃべりを楽しんでいるそうです。
あまりに皆さんが熱心だったので予定の3時間があっと言う間に過ぎました。
会員が100人以上で組織的な活動をしている手話サークルも素晴らしいですが、こうやって家族的な雰囲気で続けているグループも素敵ですね。

帰りに池の周りをぐるっと一周してきました。千束八幡神社や勝海舟のお墓、日蓮の袈裟掛けの松など見どころがたくさんありました。池に架かった八つ橋を渡ると、まるで尾形光琳のかきつばたの世界の中に迷い込んだようですね。

照りつける日射しは厳しかったのですが、水辺でゆったりとしたひとときを過ごすことができました。
手話サークルつばさの皆さん、今日はお世話になりありがとうございました。