メールでは伝えられない2015年06月09日 20時53分12秒

友人のNさんからメールが届きました。
個展の案内状を送りたいので、住所を教えてください」とのこと。最近はチラシでも写真でも全てメールに添付する時代。親しい友人でもお互いに住所を知らないことがありますよね。メールで送ってくれれば、なくす心配もないのになぁ?と思ったのですが、「今回は10回目の個展ということで紙質などにもこだわりました。是非紙のご案内状を見ていただきたいと思っています」とのこと。そういう理由があったのですね。

0609ご案内状

数日後自宅に案内のハガキが届きました。
ちょうど良い重さ。和紙のように手触りの良い紙質。香り・・・そこに透かし彫りのように、凹凸のあるいくつもの輪が描かれています。輪の周りには
無限角から青い鳥飛んでいった
蜃気楼の窓
ひこばえのうみ
夢鳴魚

など(恐らく作品名)が白い文字で印刷されています。白いインクですから当然写真に撮っても↑写りません。メールに添付したら消えてしまうものばかりです。
なるほど!彼女がこだわっていたのはこういうことだったのですね。さらに「早くお知らせしたくって、谷さんに出すのが案内状の第一号なんですよ」と描いてありました(まさかみんなにそう書いていませんよね?)うれしい!

Nさん、10周年おめでとうございます。そして素敵な案内状をありがとう。当日は手話サークルの仲間とお祝いに駆け付けますね。船橋でのホームパーティーも近々に開く予定だそうです。またそちらでもお会いできることを楽しみにしています。