沖縄の海に穴を開けないで! ― 2015年12月06日 22時41分39秒
手話弁士付き上映会へ行き「戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)」を見てきました。
手話弁士は菊川れんさん。とってもわかりやすく、また、「私は死体をまたいで歩いて行った」など臨場感あふれる手話表現でした。2時間半、お疲れさまでした。
映画の方も、私は詳しく調べずに行ったのですが、沖縄の基地問題や反対運動についていろいろな角度から掘り下げたものでした。
日本は9条という素晴らしい憲法を持っています。しかし、自衛隊の戦力だけでは自国を守れないとしたら、現実的にはアメリカの基地が日本には必要なのでしょうか?それともフィリピンのようにアメリカの基地を排除することは可能なのでしょうか?
大浦湾で、ボーリング調査が始まったときに、「沖縄の海に穴を開けないで!」と反対派の人たちが叫ぶシーンが強く印象に残りました。それにしても生コンを運ぶトラックの前で立ちふさがって「私を轢き殺して行きなさい!」というおばあの勇気は、私にはないなぁ。
70年前ではなく、今日本の沖縄でこのようなことが起きていることを、多くの日本人にも知って欲しいと思いました。
れんさん、スタッフの皆さん、今日は素晴らしい手話弁士付き上映会をありがとうございました。
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