日曜日に老いたる母は(7冊目/9日間) ― 2017年05月05日 17時49分39秒
GW期間中に1日1冊、9日間で9冊の本を読破するプロジェクト。
7日目の今日読んだのは、「日曜日に老いたる母は」という短篇集です。
ガーニャは盲目の歌手。アコーディオンを弾きながら村から村を歩き、計を立てていた。彼が演奏の準備をしている間、マトリョーナはお金を入れる皿を階段に並べたりしている。ガーニャが「足のない児」を歌うと集まった客は涙を流した。マトリョーナも涙を拭うが、もしかしたらウソ泣きかもしれない。彼女はズルい女だから・・・やがてラジオの普及により、彼は失業する。
1960年代のロシアにタイムスリップしたような気分になれる一冊でした。
「日曜日に老いたる母は」ワシリー・シュクシーン著 群像社
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