供述によるとペレイラは・・・ ― 2017年09月21日 21時11分26秒
この本の主人公ペレイラは、小さな新聞社で文芸面を担当する記者です。真面目に働き、ランチはだいたいオムレツとレモネードを注文します。帰宅すると、亡くなった妻の写真に向かって今日一日の出来事を報告します。そんな平凡な日々にある日突然れたものは・・・
最後に用意されていた結末に向かってストーリーは川のようにゆっくりと流れていきます。
私は現在、断捨離中で本は全て図書館で借りることにしています。でもこの本は将来老人ホームに入る時のために持っていたいなぁ(笑)と珍しく購入を検討しています。少なくとも私の2017年のベスト1候補かな?皆さんも秋の夜長にいかがですか。
「供述によるとペレイラは・・・」
アントニオ・タブッキ著
須賀敦子訳
白水社
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