釈千手の日記帳

今日は、再就職した教え子のお祝い会を開きました。

福祉の仕事をしている人は対象者と直接関わる現場の仕事が好きな人が多いのですが、Hさんはどちらかというと数字や経営に興味があります。

「福祉の現場で働く人が給料が安い、有休も取れないなんておかしいと思いませんか！」「入所している人も、働いている人も幸せになる施設を作る。そのために仮説を立てそれを実践(立証)していかなくてはなりません」「暗黙知をことばで説明できないから福祉は医療にバカにされるのだと思います。医療はそれを成功させていますから」

ディベートでは誰にも負けないという彼の話を聞いていると、何だか私は自分の仕事のことだけしか考えていないなぁ、もっとビジョンを持たなくてはいけないなぁと反省させられました。

とっても頼もしい後輩の発言に多いに刺激を受けた夜でした。