似たような話は・・・2017年11月05日 22時03分54秒

今日は日本橋の朝練講談会へ。

<90>「清水次郎長伝より心中奈良屋」神田春陽
出てきた時にマイクの音量が大きめだったので、一度引っ込んで調整し直してから再び高座へ。確かに楽屋での話し声まで少しマイクが拾って客席に流れてました(笑)。
春陽さんの講談はいつも楽しいのですが、今日は「新宿・大久保・新大久保」に笑わされました。

20171105お江戸日本橋亭

<91>「侍子守歌」東家若燕 曲師沢村美船
いゃー、良い話でした。その子の本当の親を殺した新八郎が、娘・お花を自分の子として育て、いつか自分を殺させ親の仇討ちをさせてやりたいというロジックは海外の人には理解されないものでしょうね。
新八郎が、自分の過去の罪を暴かれそうになり、お花を連れてその土地を離れようとするというのは何となく「レ・ミゼラブル」に似ていませんか?洋の東西に関わらず似たような話というのはあるものなんですねぇ(笑)!

春陽さん、若燕さん、美船さん、今日は楽しい講談、浪曲をありがとうございました。