ヴァンサンへの手紙2018年09月03日 20時59分46秒

今日はフランス映画「ヴァンサンへの手紙」の日本語字幕を担当された丸山垂穂さんの講演会でした。

20180903講演会

<もう少し前へ>
講演が始まる前にサークルの役員さんが、「後から来る人のためにもう少し前に座ってください」と言いました。それは前方の席が空いているからという意味だったのですが、私の隣にいたろう者がイスを持って1メートル位前に移動しようとしました。なるほど、案外こういう簡単なことが伝わりにくいのですよね。

<印象に残ったことば>
講演は映画翻訳家の仕事について、とてもわかりやすく楽しい内容でした。
「ろう者から見れば健聴者はみんな手話の言語障がい者」「ジョークやことわざは直訳ではなく意訳する」「翻訳家は映画監督と観客をつなぐ、手話通訳者は聞こえる人と聞こえない人をつなぐ」などのお話しが印象に残りました。

<手紙の返事>
丸山さんが映画翻訳家になりたいと思った時に、雑誌で読んだある有名な翻訳家に手紙を出したところ、返事が来て会うことになったのがきっかけだったそうです。手紙を出すという積極性も素晴らしいですし、ファンレターに返事を書いた翻訳家の方も素晴らしいですね。まさに人生には、人のご縁が大切ですね~。
丸山さん、今日は素敵なお話しをありがとうございました。「ヴァンサンへの手紙」の公開、楽しみにしています。

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