三拍子?!2018年12月03日 18時27分40秒

今日は手話サークルの日。先週は眼科、先々週は仕事だったので、久しぶりの参加となりました。
今日の内容は、クリスマス会に向けての準備でした。会場では手話劇の練習や小道具作りをやっていましたが、私は当日不参加なので劇は手伝えません。そこで、和室での手話ダンスの練習に参加させてもらいました。

まず、衣装合わせ。女性はレイやら髪飾りやらで華やかなのですが、男性はどうも頭の辺が寂しいですね。そこで誰かか「白い三角の布(死装束)でも頭に付けるか?」と言いました。なるほど!笑いを取るのも面白いなぁと思っていたら、別の人が「いや、クリスマスという聖なるイベントなんだから不敬なことを止めよう」と言いました。なるほど、(私たちがやる)クリスマスには宗教的な意味はありませんが、やはり悪ふざけはいけませんね・・・反省!(^^;

20181203クリスマス準備

さて手話ダンスですが、最初は「瀬戸の花嫁」を練習しました。1回目は手話とステップがバラバラな動きでしたが、3~4回と繰り返すうちにきれいに揃ってきました!

次は「清しこの夜」です。ここでいろいろな問題が出てきました。
<その1>ステップが合わない!
それまで「瀬戸の花嫁」ではきれいに揃っていたステップですが、この曲になるとなぜか足並みがバラバラになります。何回か練習してみて私は気がついてしまいました。「清しこの夜」は三拍子じゃないか!だから右左右左の四拍子では絶対に合わない訳です。そこで1小節で右・左とゆっくり2歩横にステップする方法に変更しました。これでステップはバッチリです。
<羊飼い???>
次は手話です。歌詞の中に「羊飼い」ということばが出てきます。私たちは最初、「羊」の手話の後、両手を交互に上下させる「お世話」の手話を考えていました。ところが何だかしっくりきません。するとKさん(ろう者)が両手の人差し指を左右から交互に内側に寄せる動きをしました。なるほど!これは群れから離れそうになる羊を羊飼いが棒のようなもので戻す仕草を模倣したです。これならイメージに合いますね。
<星はいくつ?>
それから歌詞の中に「星は光り」と出てきます。みんなで「星は何回ぐらい手を開く?」という話になりました。私は「たくさんの星が出ていただろうから両手で星の手話を何回も繰り返したら?」と提案しました。すると別の人が「この場合の星はたったひとつ夜空に輝き、流れることでキリストの誕生を人々に知らせたのではないか?」と言いました。私は全く知りませんでしたが、だとしたら星は片手でひとつ光らせて、そこから流れ星にする方が良いですね。ここもその形に変更しました。
「清しこの夜」は誰しもが知っている短い歌ですが、手話で表すには奥が深いなぁと今更ながら感じた今日の手話サークル活動でした。