釈千手の日記帳

片手の郵便配達人 ― 2020年03月25日 21時34分20秒

ヨハンは17才。第二次世界大戦の終盤、間に合わせの訓練を受けただけで前線へ送り込まれた。そこで左腕を失い故郷の村に戻り郵便配達人として働いている。

郵便配達は楽しい仕事だが、唯一つらいのは、残された家族に兵士の戦死を知らせる手紙を届けることだ。

気持ちがとっても優しくなり、そしてとっても悲しくなる物語。そしてまさかの結末が・・・

「片手の郵便配達人」

グードルン・パウゼヴァング著

みすず書房

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釈千手（しゃくせんじゅ）と申します。

おいしいもの、きれいなもの、楽しいもの・・・を日々追いかけています。

1960年、東京生まれ。手話の仕事をしています。