釈千手の日記帳

ウィロー・チャンスは植物学と語学に長けた12才の天才少女。そして数字の7に異常なこだわりがある。ただ、彼女は潔癖症で、周りの人にうまく合わせることは少し苦手だ。

ある日、数学のテストで満点を取ったらカンニングを疑われ、カウンセリングを受けることになる。彼女の前に現れたデル・デュークはどう見ても頼りなさそうなカウンセラーなのだが・・・

一人の少女が周りの大人を変えていく姿には、380ページを一気に読ませてくれるパワーがあります。そして読後は、きっとあなたも(私のように)ウィローが大好きになるはずです！

「世界を7で数えたら」

ホリー・ゴールドバーグ・スローン著

小学館