釈千手の日記帳

現在私が手話を教えている大学では、どこもオンラインで授業を行っています。

ただ、数日前にこのブログでも書きましたが、現在在宅で仕事をしている人、オンラインで授業を受けている人が多く、平日の日中はかなりネットが混み合っています。そのためにできるだけ授業中は講師と生徒の顔はオフにして授業を行ってくださいと要請されています。

そういうスタイルで授業を行ったところ、ある学生がこのようなことを書いてくれました。

「先生や他の生徒たちの顔が見れず、なんとなくひとりで授業を受けているようで寂しいような気持ちがありますが、置かれた環境の中でできる範囲のことを頑張りたいです」

なるほど！実は私も学生の顔を消すことになり、壁に向かって話をしているような、宇宙に向かって話をしているような寂しい気持ちがあったのですが、それはみんなも同じだったのですね。

Ｙさん、ありがとう。あなたが書いてくれた気持ちは私も全く同じですし、きっとみんなも同じ気持ちでしょう。でもまさに今の環境の中でできる精一杯のことをするだけですね。こんな状況ですが、来週からの授業もどうぞよろしくお願いします。