ザ・コミットメンツ(7冊目/7冊中)2020年05月24日 10時30分58秒

自分の好きな本を毎日1冊、7日間連続で紹介するイベント、7冊目は、

THE COMMITMENTS
おれたち、コミットメンツ
RODDY DOYLE著

私はお金持ちでもないし、家も広くはありません。そして区立図書館の目の前に住んでいるので、基本的に本は買わずに借りて読んでいます。また、購入した本もほとんど処分してしまうので、基本的に家にはほとんど蔵書がありません。なので友人からこの企画が回ってきたとき、最初はお断りしようかな?とも思ったのですが、それでも何冊かは本があったので、「好きな本」ではなく「家にある本」を紹介すれば良いかなと考え直しました。
そして本棚を見ると洋書が10冊ぐらいありました。私が洋書を大事に保管していたのは、1行ごとに出てくるわからない単語を辞書で調べ、1日で3ページぐらいしか読み進まずに(私は日本語の本なら1日200ページぐらい読みますので、400ページぐらいの本はだいたい2日で読み終えますが)、英語が苦手で、苦労して読み終えた本たちだから処分はできなかったのです。それでもそうやって本を読むことは嫌いではありませんでした。
どうぞ、「洋書ばっかり7冊も並べて鼻につく奴!」と思わないでくださいね。

それから本来このイベントは、本の表紙の写真だけ貼り、本については書かない、毎日友人を一人紹介するというルールがあるそうですが、本について何も書かないのはちょっと寂しいので、内容についても毎回少し書かせてもらいました。また毎日友人を一人ずつ紹介して広げていくというのは、どこかマルチ商法みたいで(そして私たちの世代では幸福の手紙=この手紙を受け取った人は最低3人に同様の手紙を送れ!みたいで)抵抗があり、バトンは最終日の今日1人だけに送ることとしました。勝手にルールをアレンジしてしまい、発案者の方には申し訳ありません。

202005224コミットメンツ

さて、本書は私が約2年間スコットランドに住んでいた時に町の書店で4.99ポンドで購入した本です。

ダブリン(隣国アイルランド)に住む労働者階級の若者ジミー。彼は音楽が好きで「コミットメンツ」というバンドを立ち上げます。面白いのは、普通バンドをやろうという人の多くは、自分が作った曲を聴いて欲しい、自分が歌いたいとか、ギターを弾きたい、またはお金持ちになりたいとか、女性にもてたいという気持ちが強いと思うのですが、ジミーは、違います。ダブリンにはソウル(魂)のある音楽が必要なんだ!とマネージャーに徹していて、自分がステージに立つことはしません。オーディションをしてボーカル、ギター、トランペットなどの奏者を採用し、コーラスの女性たちも集めます。音楽の方向性を模索し、衣装を考え、バラバラだった不良たちの気持ちをまとめていきます。
バンドは成功するものの、ケンカもあれば、メンバー内での男女関係のトラブルもあり、最終的には空中分解してしまいます。しかし、ジミーにとってはコミットメンツで過ごした時間は決して意味のないものではなかったことでしょう。

以上で私の紹介する7冊は終わり。皆さん、最後までお付き合いくださりありがとうございました。さて、このバトンは、海外生活も長く、素敵なダンナさんと可愛い娘たちを大事にしている頑張り屋さん、そしてとっても読書家の私のいとこTerukoちゃんにお渡ししたいと思います。ではこの続きはよろしくお願いしま~す!