釈千手の日記帳

今日は母の通院日でした。4月と5月は緊急事態宣言の中、病院へは私だけが行き薬をもらってきていたのですが、緊急事態が解除され、今日は久しぶりに母も一緒に病院へ行きました。

3ヵ月ぶりの再会でしたが母は元気でホッとしました。「先日久しぶりに浅草の実家に行ってきた。土地代を支払っていないので家はだいぶ狭くなっていて、その代わり隣のガラス屋に土地を取られてしまっていた。お弟子さんたち(母の実家は浅草にあり、昔は大きな布団屋だった)で最初南の島に行った人たちは良いところだったと帰ってきて話をしてくれたが、その後南の島に行ったお弟子さんたちは戦死して5人とも帰って来なかった」と、一体それがいつの話がわからないような話を何度も繰り返すのを、私はただハイハイと聞いていました(笑)。

ひとつ残念だったのは、いつも診察を待つ間に食堂でケーキをひとつ頼み半分ずつ食べるのを母は楽しみにしているのですが、今日はケーキがありません。聞くと「コロナの影響で現在はお食事以外のメニューは提供していない」とのことでした。次回の通院ではまた食堂の喫茶メニューが復活していると良いのですが。