ウイルスの変異が怖い2020年11月16日 20時32分26秒

デンマークで、ミンク1700万匹が殺処分されることになった、というニュースを読みました。(これだけ毛皮に対する反対が強まっている中、デンマークで1700万匹ものミンクが毛皮を取るために飼われていることにも驚きですが、それは別の問題として)コロナウイルスに感染したミンクから変異種が見つかったためです。
今までにも世界中で犬、猫、ハムスター、フェレット、ライオン、トラへの感染が確認されていますが、ミンクは特に感染しやすいとのことで、5月にオランダで数万匹、7月にスペインで10万匹が殺処分されています。でもそのことは日本ではあまり大きく報道されていないような気もします(私が気付いていなかっただけかもしれませんが)。

20201115ミンク

確か今年の3月か4月ごろ、テレビで「コロナ感染症は、実は今はあまり怖い病気ではありません。ただ、病気というものは人から人へ移るときに、ちょうど伝言ゲームで話の内容が変わっていくように、少しずつ変異を起こします。そして、ものすごく死亡率が高いウイルスが出現したり、薬に対する抵抗力を持つようになるなどの変異が起こるかもしれません。ですから私たちはできるだけ感染しない、感染させない、つまりウイルスに変異させないことが大切です。」とある研究者の方が話していたのを記憶しています。
今回、デンマークではミンクから12人の人に感染したと報道されています。ウイルスが動物に感染し、それがふたたび人間に感染するとき、変異の可能性は高くなるそうです。そうなるとせっかく開発されつつあるワクチンはどうなるのでしょう。オリンピック・パラリンピックはどうなるのでしょうか。

東京の、そして日本の感染者増加も気になるところですが、私は海外のミンクやその他の動物からの感染の方がもとても心配です。(私は医療の専門家ではないので、もしおかしなところがありましたらお許しください。または教えてくださいね。)