釈千手の日記帳

去年、何度も聞いたハンマー＆ダンス(The Hammer and The Dance)理論。最近はあまり聞かれなのましたが、私はこの考えはとてもいいと思っています。コロナの感染者が増えたら緊急事態宣言など厳しい対策(ハンマー)を取る。しかし、それでは経済が破綻してしまうので、感染者がある程度減ったら解除する(ダンス)。コロナが完全に終息するということはないので、これからそうやって第4波、第5波、第6波・・・と繰り返していく。経済とコロナを両立させていくには、その方法しかないように思います。

京都大学の8割おじさんこと西浦教授(いつの間にか北大から京大へ移ったのですね)は、ハンマーのタイミングを実効再生産数が1.0を超えたとき、そしてダンスのタイミングを0.5を切った時と提案しています。もちろん陽性率や病床使用率などその他のモニタリング指数も見ていく必要がありますが、私は基本的にはこの考えに賛成です。

本日の東京の新規感染者は769人。減少傾向にあるもののまだまだ500人には届きません。