釈千手の日記帳

佐原の旅、二日目です。

今日はまず昨日傘をお借りした方にお返しとお礼に行った後、伊能忠敬記念館を見学しました。近代的な測量器具もない時代に、日本地図を完成させ人という程度の知識しかありませんでしたが、あらゆる分野の学問に関心を持ち、真実を突き止めたいという伊能の探求心に心を打たれました。

その後は山車(だし)会館を訪れて、300年も続く佐原大祭について理解を深めることができました。次回は祭りの日に来て実際の様子を見てみたいなぁ。

さて、東京へ戻る前に、名物の「すずめ焼き」を買おうと思い老舗の佃煮屋に入りました。するとお店の方が「すみません、本当は魚をそのままにしたものと開いたものが半分ずつ入っているのですが、あいにく今日は開いたものだけしかないのですが、よろしいでしょうか？」と言います。

小魚を4～5尾串に刺すすずめ焼き、東京では普通は開いたものは売っていませんよね。かえって珍しいおみやげになったと喜んでいます。