釈千手の日記帳

今月15日にルワンダで下院選挙が行われた。まず直接選挙でルワンダ愛国戦線が42議席、社会民主党は7議席、自由党は4議席を獲得した。残る27議席については間接選挙で女性（24議席）、青年代表（2議席）、障害者代表（1議席）にそれぞれ割り当てられるとのこと。その結果、世界にも例がない女性が過半数という議会が誕生した。
もちろんその裏には、1994年の大量虐殺（主流民族フツ族が少数民族ツチ族を虐殺し８０万人の命が奪われた）により男性の数が極端に少ないことがある。映画「ホテル・ルワンダ」を観るとその背景がよくわかる。
しかし、そういう理由があったとしても、女性が半数を超える議会があるというのは素晴らしいことだと思う。

さて今夜、麻生内閣が誕生した。いつも私が一番注目するのは厚労大臣だが、これは組閣前から「桝添要一氏」にほぼ決まっていた。ところで１８人の閣僚のうち女性の大臣は何人いるか皆さんはご存じだろうか？

答え・・・２名（野田聖子氏、小渕優子氏）。半数とは言わないまでも約４分の１（５名）位女性がいても良いと思いませんか？