釈千手の日記帳

今年の1月3日、東京ドームで社会人王者のオービックと学生王者の関学大のアメリカンフットボールの試合が行われました。ところがこの日は早朝にJR有楽町駅付近で発生した火災の関係で新幹線が不通となり、関学大の控え選手やスタッフの到着が遅れてしまったのです。
そこで急きょスタンドに応援に来ていたOB30人に協力を頼み、後発部隊が到着する第2Q途中まで戦いました。試合は結局34対16で関学大が負けてしまいましたが、OBのサポートがなかったら試合は成立しませんでした。当日移動の危険性を予測できなかったことは問題ですが、30人ものサポートがあったのは素晴らしいことですね。

それで思い出したのですが、1994年に行われたサッカーの横浜フリューゲルス対サンフレッチェ広島戦ではこんなことがありました。広島はアウェーのためホームの「紫」ではなく「白」のユニフォームを用意しました。しかし、横浜フリューゲルスのホームカラーは「白」。白と白のユニフォーム同士では試合ができません。

そこで広島の選手たちは、競技場に来ていたサポーターから紫色のレプリカユニフォームを借りました。背番号は何とテープで張り付けて試合に挑んだとのこと。そして、この試合は見事広島が勝利を納めました。サッカーでは応援する人たちのことをファンではなくサポーターと呼びますが、まさにチームの勝利をサポートした出来事でしたね。

写真は2014年湘南ベルマーレのユニフォームです。
海外ではよく見かける襷（たすき）デザインに変更になりましたよ！