釈千手の日記帳

若奈へ

いよいよ明日は結婚式だね。心配していた雨も式が始まる午後には止みそうだし、何よりもコロナ禍で心配していた結婚式がなんとかできることになってホッとしています。

若奈との思い出は、さぼうるのミルクセーキ、ユーロのお年玉、浜名湖のパルパル、沖縄の銃弾のお土産など、数え切れないほどあるけれど、一番は(いつも話している通り)やっぱり東京ドームのチケット抽選会です。朝早くからふたりでチケットを購入するための列に並び、良い番号を引き当てたときに「パパ、良い番号を引いたよ！」と振り返った時の笑顔は今でも忘れられません。今思うと、幼いあなたに早起きをさせて毎週土曜日、父親の趣味に付き合わせて申し訳なかったと反省しています(笑)。

誰とでも自然に話ができて、誰とでも仲良く付き合えるあなたは、いつもパパとママの、そしてママと詩織の、そして詩織とパパの間をじょうずに繋いでくれました。(動坂のおばあちゃんが倒れて介護が必要になった時も、若奈が家族のローテーション表を作ってくれたよね)あなたは谷家の接着剤のような存在でした。だから若奈がいないと、家の中は何となく灯りが消えたようになってしまいます。ちょっと寂しい気もしますが、明日からは新しい家族の中で接着剤の役割を果たしていってくださいね。

若奈、パパとママの娘として生まれてきてくれてありがとう！これからも一緒においしいものを食べに行こう。たまにはヨットに乗って海に出よう。野球やサッカーを観に行こう。あなたは私の自慢の娘で、そして大切な宝物です。結婚生活は良いことばかりではなく大変なこともたくさんあるけれど、ダンナさんといっしょに乗り越えていってくださいね。いつまでもお幸せに💛