釈千手の日記帳

ノーベル文学賞受賞ハン・ガンの「菜食主義者」を読みました。85ページなので1時間ちょっとあれば読めます、というか途中でしおりを挟めないぐらいグイグイと引き込まれる本です。

韓国の小説を読むといつも感じる韓国人と日本人の感性の差異がほとんどなく、主人公の名前を「ヨンヘ」から「りさ」に、食卓の料理を「チャプチェ」から「肉じゃが」に変更したらそのまま日本の小説としても読めるのでは？と感じました。

機会があればハン・ガンの他の作品も読んでみたいと思います。そんな今年の読書1冊目でした💙

「菜食主義者」

ハン・ガン著　CUON出版