時空を越えた愛2018年10月15日 17時48分02秒

44才になるマークは、夏休みに訪れた避暑地で21才のジュリーに出会った。彼女は、「240年後の世界からタイムマシンでやって来た」と言い、マークは話を合わせた。毎日、丘を散歩するだけのデートだったが、二人は恋に落ちた。しかし、タイムマシンが使えるのはあと1回だけ。そして、ジュリーはもうマークの前に現れなかった・・・
時空を越えた愛。奇想天外で、しみじみとした恋愛小説でした。

20181015たんぽぽ娘

「たんぽぽ娘」
ロバート・F・ヤング著 河出書房

ふたつのパーティーの結末は?2018年10月08日 22時31分18秒

千人が収用できるというホテルのパーティールーム。今夜は、真ん中から半分に仕切られ、両側で2つの宴会が開かれていた。左側は、左近享吉芸能生活30周年記念パーティー。ところが客はたったの4人。右側はある大学教授の出版記念パーティー。この教授はもともと人気がある人だが、最近文化勲章を受賞し会場は入りきれない人が集まった。当然テーブルも料理も足りない。そこでホテル側は左近に、「料金を半額にするので、仕切りの壁をずらして部屋を小さくしてもらえませんか?できればテーブルと料理を少し隣の部屋に移させて欲しいのですが」と提案したのだが・・・
この物語の楽しい結末は、ぜひご自分で読んでみてくださいね(笑)!

20181008夜のコント

「夜のコント・冬のコント」
筒井康隆著 新潮社

裏があるから表がある2018年10月01日 17時16分19秒

表とは裏があって初めて成立するものだ。人間にも表と裏、本音と建前、仮面と素顔がある。あの人は裏表がない人だということもあるが、本当にそんな人はいるのだろうか?著者は、広辞苑を読むと「うら」には心という意味もある。下は意識的に隠す気持ちだが、うらは自然に隠れる、または表れてこないものだと分析している。これは日本人特有のものだろうか?いや、トランプ大統領の自信に満ちた発言の裏には、自信のなさや恐怖感、孤独感が見え隠れしている。二面性は人間の持つ普遍的なものなのかもしれない。

20181001劇的な精神分析入門

著者はまた、町からも裏側が消えたと指摘している。例えば昔の新宿には表と裏があったという。確かに私が若い頃の新宿の南・東口辺りはどこか暗くいかがわしい雰囲気があった。しかし今はどこも明るく清潔で、平等で健康な町になった。そうなると町の中にある闇の部分の居場所がどんどんなくなってしまう。
現代社会において人の心や町から裏が消えることは、返って人間のバランスを崩すことへ繋がるのではないか。そんな不安への警鐘のようにも感じた一冊でした。

「劇的な精神分析入門」
北山修著 みすず書房

昇天の刺青(ほりもの)2018年09月28日 19時31分58秒

江戸の火消したちの背中を飾る刺青。一匹龍、三紋龍、武松の虎退治、浪切り張順など、粋と伊達の競い合い。八つの時から父親に仕込まれたおたえは二十四になる今では一人前の女刺青師だ。

20180928昇天の刺青

昔からいろいろな小説や映画で男女の営みが描かれてきましたが、これほど艶っぽく色彩鮮やかな描写を見たことがありません。
さぁ、千九百余人の魂と共に神田から両国、佃島まで焼き付くした江戸の大火の中へご一緒しませんか?
「昇天の刺青」
佐江衆一著 新潮文庫

初稿ゲラ2018年09月21日 20時40分12秒

出版社から、新しい手話の本の初稿ゲラが届きました。
今年の夏は母のグループホーム入居や、私自身の眼科受診、夫婦でのヨーロッパ旅行などいろいろなことがありましたが、その中でも新しい本の編集作業は大きな出来事でした。子ども向けの手話の本のですからモデルは5人全員小学生、そして5人の保護者。実はスチール(写真)もムービー(動画)撮影も大人とは違い想像以上に大変でした。

20180921原稿チェック

ところがこうやってできてきたページを見て見ると・・・。
どの子も笑顔、どの子も元気で明るい表情です。苦労した撮影がうそのように(笑)!
自分が監修した本なので完全な手前みそなのですが発行が今からとても楽しみです。

資料集めと草むしり2018年09月12日 21時28分56秒

今朝は実家へ。今日はゴミの日なので実家のゴミを出してきました。家の中がだいぶ広くなったかな?

そして午前中は、新しい手話の本の原稿書き。いろいろな資料を集めるために厚労省のホームページなどを調べていました。

原稿を一本仕上げて昼には再び実家へ行きました。草むしりと庭の整理をしました。植木鉢を移動しようとしたらなかなか持ち上げられません。よく見たら鉢の下の穴から根が出で、庭の土の中にまで根を張っています。どうりで持ち上がらない訳です(汗)。

20180912草むしり

その後、銀行→郵便局→信用金庫と回り帰宅。そしてもう一本原稿を書き終えました。

草むしりと資料集めに終われた一日でした!

君のすい臓を・・・2018年09月01日 19時59分38秒

今日の午前中は渋谷で仕事。
移動して午後は横浜で手話教室でした。

教室が終わった後、一人の生徒さんが私の所へきました。「去年先生が授業中にお話ししてくれた本を、図書館に予約したのです。10ヵ月待ってやっとその本が私の手元にやってきました。とても良かったです。また、良い本があったら紹介してくださいね。」とのこと。
「君のすい臓が食べたい」確かにタイトルはドキッとしますが、とても切ない物語でしたね。

20180901君のすい臓を

最近は忙しくあまり本を読んでいないなぁ。
読書の秋です。またいろいろと読んで、皆さんに良い本をご紹介しますね!