今年も後半戦がスタート2012年07月01日 22時19分05秒

<甲ぐり>
数日前にこのブログで、新潟のスーパーに行ったら「甲ぐり」という、カワハギに似た魚が売っていた。あれは一体何でしょう?と書きましたが、その魚は「ウマヅラハギ」だと判明しました。魚は地域によって呼び名が変わるものが多くありますが、新潟地方では「甲ぐり」と呼ばれ、味噌汁に入れたり、煮つけなどにして食べるポピュラーな魚だそうです。疑問がひとつ解消されました!

<手話検定試験>
今日は北海道の札幌から九州の福岡まで、全国各地で第35回手話検定試験が行われました。受験された皆さん、そして試験のスタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。
「手話には検定はそぐわない」「手話検定に反対!」「どうせ3~4年で潰れるだろう」といろいろな批判を浴びながら、少しずつですが回を重ねてきました。第35回、12年と聞いて改めて感慨深いものがあります。(実は第1回の前に第0回の試験も実施しているので、試験としては36回目です)
もっとも実施する側にとっては回数はあまり関係ないのかも知れませんね。私だって第○回の英検を受けたのか、第○回の漢検を受けたのかなんて覚えていませんから。星の王子さまが「大人ってお金をいくら持っているかとか、年が何歳だとかどうして数字にこだわるのだろう?」と言っていたことをふと思い出しました。本当は、一回一回が大切な検定試験ですものね。

<中仙道の旅>
さて、今年も半分が過ぎ今日(7月1日)からは後半戦に入ります。今年は健康のために、万歩計を使ったバーチャル(仮想)五街道の旅をしています。1月の日光街道、2月の奥州街道、4月の甲州街道に続いて、今月は中山道を歩くために、今朝、日本橋を発ちました。
ただ、7・8・9月と一番暑い時期ですからあまり無理をせず、寄り道をしながらボチボチ歩いてみたいと思っています。今日は1万2347歩、7.4kmを歩きました。次の板橋宿まではあと2.4kmです。

0701富士神社山開き

別にもったいつけた訳ではありませんが・・・2012年07月02日 14時49分22秒

<センセンとカクカク>
「新しく生まれてくるパンダの赤ちゃんの名前は、尖閣諸島のセンセンとカクカクにしたら?」と東京都知事。あいかわらずこの人の暴走は止まりませんね。中国側の感情を逆なでしています。
少しでも2ヵ国間の距離を縮めよう、友好を深めようと中国から借り受けているパンダ。発言はそんな関係者の努力に水を差すものではないでしょうか?

<クイズの答え>
先月のブログに釈さんがあるクイズを出して「答えはあさって発表します」と書いたのに、ずっと答えを書かいていないので気になっているのですが、と友人。
しまった!私もすっかり忘れていました。問題は市区町村名の手話についてでしたね。

(1)切腹の手話で表す福島県の市は?
(2)足袋(たび)のコハゼで表す埼玉県の市は?
(3)数字の16で表す新潟県の市は?

(1)白虎隊の若者たちが自害したことから会津若松市
(2)かつては足袋(たび)の生産地として有名だったことから行田市
(3)昔、第16連隊が駐屯していたことから新発田(しばた)市

6月15日の出題から2週間も経ってしまいました。別に皆さんをじらしたいとか、もったいつけたいと思っていた訳ではありません。単純に忘れていました。でもたまにはこのような手話に関する面白いクイズも出題しようかな?と考えています。

0702マーガレット農園

<キュウリとインゲンの収穫>
今日マーガレット農園(大学の)ではキュウリとインゲンが収穫されていました。キュウリが大きくて立派なのには驚きました。
野菜が並んでいる前を小さい子供たちがママに手を引かれて歩いていきます。私が「見に来て!ご自由にどうぞ」と声をかけたら、その子たちは、収穫した野菜よりも私の隣にいた日本語を話す外国人の先生の方が珍しいらしく、ずっとその先生の顔ばかり見ていました(笑)!

今日は「彼女」に会ってきました2012年07月03日 20時00分27秒

<ヤマが的中>
先週、次女の中学校では、中間テストが行われました。今週、その答案が次々と返ってきています。他のクラスと比べて娘のクラスは音楽の成績がとても良かったそうです。
「クラスのみんなで分担して得意科目の予想問題を作ったのだけど、音楽は私が担当したの。見事にヤマが当たった!」と誇らしげでした。普通なら他人より1点でも良い成績を取りたいと思うのではないでしょうか?それをクラスみんなで平均点を上げようと予想問題を作るなんてまるで映画「コクリコ坂」みたいでほほえましいですね。青春だ~!

<体調も落ち着いてきました>
さて今日は内科受診日でした。心電図の波形も整い、心臓の状態を示す数値BNPも210→125→16→8(18以下が正常値)と下がり、ホッとしています。また、PTも25%ですから、血液をサラサラにするワーファリンが効いていることがわかります。
ところで私がいつも薬をもらう薬局はとってもきめ細かい対応をしてくれます。今日もある薬がジェネリックに変更になったのですが、「○○製薬の薬です。この薬局でも複数の方に継続的にお出ししていますが特に問題はないと思います」と説明してくれました。また、前回来たときに私が雑談で話したことをしっかりと覚えていてくれて「例のことは先生に相談されましたか?」などと尋ねてくれました。そういう細かい配慮ってうれしいですよね。
今日の診療費は2280円(再診料207円・検査1869円・投薬204円)、薬代は9120円、合計1万1400円・・・治療のため仕方がないことですが、一回の通院に1万円以上の費用がかかるというのはちょっと痛いです!

0703真珠の耳飾りの少女

<真珠の耳飾りの少女>
診察が終わった後バスで上野に向かい、東京都美術館へ。マウリッツハイス美術館展に行って来ました。もちろん一番の目玉は「オランダのモナリザ」、「青いターバンの少女」または美術館では単に「GIRL」とも呼ばれているフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」です。
黒い背景の中に浮かび上がる茶色の服、頭に巻いた金色の布、そしてウルトラマリンブルーのターバン。絵の中央にシンメトリーに配列された真珠の銀色と唇の赤・・・とにかく色使いが素晴らしい作品ですよね。透き通った彼女のまなざしにすっかりハートを持っていかれました(笑)。
これから観に行く人のためにひとつだけアドバイスを。絵を見るための列は二列でディズニーランドのように蛇行しています。そして最後に絵を見るときには向かって左から右に通過します。そのために左側の人の方がより絵の近くを通れます。なので並ぶときには列の左側に立つことをお勧めします。(もっとも途中に列整理のスタッフがいるので、右に移動させられる恐れはありますが・・・!)
今回は「少女」だけでなく全部で48点の素晴らしい作品も展示されています。それについて書くと何となく感動も薄れてしまいそうなので、それらについてはまた別の機会に書かせていただきますね。

マウリッツハイス美術館展は上野・東京都美術館にて開催中です。9月17日まで

じゅんでーす!長作でーす!2012年07月04日 18時39分57秒

<食べ放題>
今日はケンタッキーフライドチキンの開業記念日。全国の店舗で1200円食べ放題が実施されました。最初にオリジナルチキン3ピース、Sサイズのポテト、Mサイズのドリンクが渡されます。その後はチキンとポテトが食べ放題、ドリンクは飲み放題となっています。最初のセットは普段は990円で販売しているものなので、240円のオリジナルチキンを追加でひとつ食べれば1230円。この段階で30円お得になります。
娘の友だちの中にはチキンを20本食べた人がいるそうです。さっきの990円にチキン17本で4080円、合計で5070円です。つまり3870円得したことになります。
ただ、いくら食べ盛りの高校生といってもフライドチキンを20本・・・彼は鶏肉が嫌いにならないでしょうかねぇ?

<最近読んだ本>
最近、友人に勧められて読んだのは道尾秀介さんの「ラットマン」。326ページの長編なんて最後まで読めるかなぁ?と不安でしたが、初日に200ページ、翌日に126ページと2日間で一気に読み終えました。とっても面白い本でした。
4人の登場人物は、学生時代からエアロスミスのコピーバンドとして演奏活動を続けていました。物語の進行に合わせてその楽曲(歌詞)が紹介されます。私は今までエアロスミスの曲はほとんど聴いたことがありません。この本をきっかけにして今度図書館でCDを借りてこようと思っています。

その本を読み終えて、次に読んでいるのは東野圭吾さんの「おれは非情勤」です。前に読んだラットマンが重い本だったので、ちょっと軽めのこの本を選んでみました。
主人公の「おれ」は小学校の非常勤講師。子どものご機嫌を取ったり、校長にへつらったりなど一切しません。校門をくぐれば「子どもも学校も関係ない」というドライな男ですが、それでもちゃんと子供たちに大切なことは教えています・・・ある意味不器用な人の部類に入るのでしょうね。舞台は小学校なので、男女のドロドロも出てきません。一話完結で、サッと読める本を探している人にはこちらをお勧めします!

0704梅雨は明けていませんが梅の土用干し

<わかるかな?わからないだろうなぁ>
「じゅんでーす!」「長作で-す!」に続くことばは・・・?
もちろん「三波春夫でございます」ですよね。あっ知りませんが?失礼しました。

昔、流行った漫才師、レッツゴー三匹のネタです。まず、3人のメンバーが並び、両脇の2人から自己紹介をします。最後に真ん中の生児さんが「三波春夫」と名乗ると、両側から顔をこづかれ笑いを誘うというものでした。

そんな懐かしいギャグをコミック「ワンピース」第41巻の中に見つけました。首が三つある裁判長。「左の俺はバス!」、「右の俺はカビル!」、「そして中央のワシこそが・・・お姫さまです」バシッ!
これってレッツゴー三匹のパロディですよね!?でも今の20代、30代の人たちにわかるかなぁ?同世代の尾田栄一郎さんに懐かしいギャグを思い出させていただきました。

絵画は時代を写す鏡2012年07月05日 08時15分58秒


0705新玉ねぎ

おととい訪れたマウリッツハイス美術館展。いろいろな絵を見たり解説を読んだりしていて、改めて「絵画は歴史と連動している」ということを認識しました。
例えば、この美術館もブラジルの砂糖農園で財をなしたお金持ちがいたから名画を収集できました。長くスペインの支配下にあったオランダですが、絵画の中には独立を果たした誇りと喜びが感じられるものがあります。貴族は鷹狩りをしたり、高価な装飾品でおしゃれを競い合いますが、庶民も労働や飲食、音楽などで自分たちの生活を楽しんでいます。チューリップで有名なオランダでは球根が高騰しチューリップバブルも起きました。
今日は「真珠の耳飾りの少女」以外のそんな絵に、スポットを当ててみました。

4「ソフィア妃の肖像」
衣装、宝石はピカピカなのに持っている本はボロボロ。彼女の愛読書?
14「狩りに向かう貴族たちのいる、ホフフェイフェル池のほとり」
鷹狩り用のエサなんでしょうか?目立ちませんが小鳥をたくさんもった男が描かれています。
20「ディアナとニンフたち」
水浴びをしているところをのぞかれた女神は、狩人を鹿に変えてしまいました。
作者のサインのNMarsの下から本当の作者VMeerのサインが見つかった!?
22「アンナの肖像」
本来は男性が左、女性が右だがこの絵は逆になっています。結婚指輪は左手の親指に。
24「笑う少年」
あどけない少年の笑顔。しかし当時は歯を見せて笑うのははしたないこととされていました。
34「万暦染付の花瓶に生けた花」
チューリップバブルに沸く時代。トルコから輸入された珍しい球根には1万3000ギルダー(家が一軒買える)の高値が付くことも。左上の蝶、右下のテントウ虫に気がつきましたか?
36「豪華な食卓」
爪の先が黒いカニ。こういうカニっていますよね!
36「燃えるろうそくののある静物」
ワイングラスの反射。まるで写真のようにそっくりに描かれています。
40「五色ひわ」
まるでそこに鳥のヒワがいるかのような絵。ある意味だまし絵のようなもの?
42「恋わずらい」
医者が来て脈を取っています。本当に恋の病?原題は「the sick Girl」です。
43「手紙を書く女」
17Cには手紙が流行した。そういえばホルンももともと郵便馬車が到着した合図でした。
48「親に倣って子も歌う」
バグパイプは堕落した生活の象徴?名画「小路」を連想させる背景です。

暗い中で取ったメモ。後から思い出しながら書いたので一部作品とコメントにズレがあるかもしれません。間違いがあったらお許しください。

とっても粋な企画2012年07月06日 21時35分30秒

<稲尾デー>
先日テレビを見ていたらビックリ!プロ野球の試合で、ソフトバンクの選手たちがいつもとは違う黄みどり色のユニフォームを着ています。
そして対戦相手の西武の選手は・・・
全員が背番号24のユニフォームを着てプレーをしています。

0706ベンチ前

実はこの日は西武のOBである稲尾投手の業績をたたえる「稲尾デー」とのことでした。稲尾和久さんは年間42勝という記録を持つ投手ですが、巨人との日本シリーズでは、第1戦、第3戦に先発して負けた後、先発した第4戦で勝ち、4回からリリーフした第5戦ではサヨナラHR、そして第6、7戦とも先発して連続完投。3連敗の後、4連勝して日本一という伝説の日本シリーズの立役者です。

<阪神では?>
これってなかなか粋な企画ですよね。アメリカでは初の黒人プロ野球選手をたたえたロビンソンデーというのがあります。この日はアメリカの全ての球団の選手が背番号42でプレーをするのですよ。すごい!
もし我が阪神がやるとしたらどうでしょう。やっぱり「11番の村山デー」、「28番の江夏デー」あたりなんでしょうか?他の球団がやっている良いことは、ぜひ他でも真似してみたらと思います。

<雨の朝顔市>
ところで下町は今日から3日間朝顔市なのですが、初日の今日はあいにくの雨になってしまいました。
まぁ、梅雨の時期の行事ですから毎年雨になることは多いですね。ただ、せめて明日の七夕ぐらいは晴れて欲しいなぁと思いながら、今雨空を見上げています。

金メダルに喜んでいたら、自分の金メダルを逃してしまうことに2012年07月07日 20時59分30秒

今日は娘の高校で、進路に関する説明会が開かれました。

<いろいろな影響>
娘の通う高校は「文武両道」をモットーとしています。そのためにほとんどの学生が3年生の6月まで部活動を熱心にやっていました。部活を引退した今、これからは受験勉強へとギアチェンジさせなければなりません。
センター試験まであと200日あまり、その内の40日は夏休みです。進路指導部の先生方は当然のことながら夏休みをの大切さを強調していました。
当初高校としてはお盆の期間も夏期講習を実施する予定だったそうです。ところが東京都が節電期間を指定したためにお盆期間の夏期講習は中止になってしまいました。また今年はオリンピックイヤーです。「毎日何時間もオリンピック中継を見ていたら、自分の金メダルを逃すことになってしまいます」という話がありました。今年の受験生はそんな誘惑とも戦わなくてはならないのですね。

<手を挙げていただけますか?>
ところで、学校の先生ってよく「この中で上のお子さんが大学受験を経験されるたという方は手を挙げていただけますか?」などと訊くことがありますよね。先生の中にはただ「わかりました」とだけ言う人がいます。その場合、もし前の方の席に座っていると自分の後ろで何人ぐらいが手を挙げているのかわかりません。そんなときはなかなか後ろを振り向きにくいですよね。
ところが今日のK先生はちょっと違っていました。「上のお子さんがいらっしゃる方?・・・結構いらっしゃいますね」「では、去年受験を経験されたという方は?・・・あっ、数名いらっしゃいますね」「ではこの学校を卒業されたという方は?・・・1名ですね。わかりました」というように全体の様子を説明してくれます。何気ないことですが、素晴らしい心配りだと感じました。

<質問はありますか?>
さて、今日は最初の1時間が文系の説明会、15分休憩の後、次の1時間が理系の説明会でした。文系の説明会が5分ほど超過したところで司会の先生が「では全体を通して何か質問のある方はいらっしゃいますか?」と言いました。でもこの状況で質問はしづらいですよね。文系の親たちは早く帰りたいと思っているし、ろうかには理系の親たちが大勢待っているのですから。
私も大学での授業の最後に質問の時間を設けることがあります。残り時間が15分ぐらいあるときには2~3人の手が挙がりますが、残り時間がほとんどないときには誰も手を挙げません。みんな早く授業を終わらせて教室移動をしたいと思っているときに、手など挙げたら周りから白い眼で見られてしまいますから。
質問を受けるのでしたら、せめて終了時間5分前ぐらいに説明を終わらせて欲しいと思います。

しかし、逆に言えば、それは進路指導の先生方が熱心だということを表していますよね。今日の説明会でも137ページにもなる詳しい資料集を作成してくださいました。夏期講習だけではなく、9月の秋休みには一週間の秋期講習も開催してくださいます。先生方には本当に感謝しています。
さて、娘の受験まであと約7ヶ月。もちろん受験するのは娘本人ですが、私たち家族も娘をできるだけ後方から支え、応援していきたいと思っています。

0707七夕飾り