桐の苗を植える ― 2014年11月01日 20時02分20秒
今日は相模原市の手話勉強会へ行ってきました。
今日のテーマは「草花」です。皆さんにはテーマに沿って手話で自由に話していただきました。

<桐の苗>
Oさんのお話し。「昔は子ども(女の子)が生まれると庭に桐の苗を植えることになっていました。その子が成長してお嫁に行くときにその桐の木でタンスを作り持たせるためです」という内容でした。へぇー、初めて聞きました。いい話ですね。
でも桐の木なんて20年ぐらいで大きくなるものなんでしょうか?すると他の人が「私の家に桐の木があります。最初の6年ぐらいはグングン成長するけど、それからは年に数センチしか伸びません。20年では無理でしょう」とか「昔は十六、十七で嫁に行き、二十を過ぎたら行かず後家と言われていましたから、そんな短い期間では間に合いませんよ」などの意見がありました。「それにタンスにするなら苗を3本も4本も植えなくてはならないのでは?」という話しもありました。なるほど。実際に娘が生まれてから植えていたのでは間に合わなそうですね。

<ざる菊>
Kさんのお離し。「相模原で有名なものにざる菊というものがあります。でも咲いているところが交通の便が悪いところなのでなかなか見に行く機会がありません」という内容でした。ざる菊・・・このことも初めて聞きました。まるでざるを伏せて置いたようにこんもりとした形をしているのだそうです。
皆さんはご存じですか?相模原には仕事でときどき行くので、今度調べて見に行きたいと思っています。
<白と青のアサガオ>
ご年配のNさんのお話し。「アサガオの種をまいたら今年はなぜか青と白の花しか咲きません。」確かに赤がないのは少し寂しい気もします。「でも青と白の組み合わせって私は好きですよ」というとNさんは「去年主人が死んだからだと思います・・・」とポツリと言います。うーん、そういうこともあるのでしょうかね。ちょっとしめやかになってしまいましたが。
他にも草花に関するいろいろなお話しを聞かせていただきました。土の会の皆さん、今日は楽しいお話しをありがとうございました。
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