親近感を覚えます ― 2014年11月09日 21時26分42秒
毎週日曜日、朝10時から二つ目の落語家さん4人が出演するワンコイン(500円)の早朝寄席。今朝も聴きに行ってきました。
「なまはげ相談」三遊亭たん丈☆☆
たん丈さんは52才、独身×なしだそうです。42才の時に入門したのですが、その後落語家への入門は31才までという規則ができたので40代で入門した最後の落語家さんなのだそうです。出囃子は「スモーク・オン・ザ・ウォーター」←若い人は知らない。なまはげと聞いて「赤影?」と聞き間違える←若い人は知らない。でも同世代の私にとってはとても親近感を感じます。秋田で有名なものと言えば壇蜜。自信なさげで、元気のないフラフラな話し方が逆に魅力なのかもしれません。ある意味ファンになりました。
「まんじゅう怖い」柳亭こみち☆☆☆
マクラからずっとたん丈さんをいじっていました(笑)。眉が可愛いチャーミングな女性です。とにかく表情が豊かですね。「アリとアリがぶつかって自分の悪口を言っている」「まんじゅうで殺したら暗(アン)殺になる」「ソウなんて煮て食べる」には笑いました。
「お化け遊園地」桂三木助☆
髪型がかっこいいイケメンです。とても面白い新作落語でした。「遊園地の貸し切り」「無礼打ち」「スティーブ・ジョブ氏が作った天国のレイ(霊)フォン」など楽しい話しがメジロ押し。桂歌丸さんは実はからくり人形だったのですねぇ。オチも良かったです。
「粗忽の使者」古今亭始☆
早朝落語に初出演する二つ目さんがトリを勤めるというイジメがあるのだそうです(笑)。おっちょこちょいのお使者の話しはかなり笑いを取っていましたよ。しっかりトリの重責を果たしていたのではないでしょうか?
たん丈さん、こみちさん、三木助さん、始さん、今日は楽しい高座をありがとうございました。

ところで今朝次女が「また落語へ行くの?」というので、「歌舞伎やコンサートは趣味だけど寄席に行くのは半分は仕事だからね」と言うと不思議そうな顔をされました。「パパは耳の聞こえない落語家さんが落語を手話でやるのを見て、それを声に出して読み取る仕事もしているからね。落語を聴いていろいろと吸収しているんだよ。この間ママと宮崎へ行ったのもその仕事があったからだからね」と言うと「へぇーパパってそんなすごい仕事をしていたの?」と感心されました。えっ!今頃?娘は今まで手話通訳の仕事の内容をちゃんと理解していなかったのかなぁ・・・(笑)
最近のコメント