ケチを付けるわけではありませんが・・・ ― 2014年04月28日 20時33分01秒
GWの初日に「富岡製糸場」が世界文化遺産に認定されることが確実というニュースが飛び込んできて、マスコミはお祝いムード一色です。訪れる人も増え、製糸場は空前の賑わいだそうです。
そんなおめでたいニュースにケチを付けるつもりは気持ちは全くないのですが、富岡製糸場と聞いて私が思い出すのはやはり「女工哀史」そして「あゝ野麦峠」なのです。貧しい農家の女の子が生活のために売られ、朝から晩まで働かされ、お風呂にも入れない。そして病気になったら手当もされず見捨てられる・・・そんな非人道的な労働条件で働かされた少女たちの犠牲の上で日本の富国強兵策が推し進められた、そのシンボル的な存在が富岡製糸場ではないのでしょうか?それを日本が欧米諸国に追いつく近代化の象徴だと言うのはちょっと感情的には複雑なものを感じてしまいます。
何だか世界文化遺産内定に水を差すような発言ですみません!ただ、施設の素晴らしさと共に、そういった歴史もしっかり伝えていかなくてはならないと思っています。

ところでこの施設、皆さんは何と言いますか?実は私たちの世代は「富岡製糸工場」と呼んでいました。テレビでも私たち世代の人たちはそう言っているのですが、若い世代の人たちは「富岡製糸場」と「工」を付けませんね。これはある時代から教科書の表記が変わったためなんでしょうか?そういえば横浜の外人墓地も今では「外国人墓地」と言うのですね。皆さんはご存じでしたか?
最近のコメント