古~い、白黒映画を観てきました。2015年10月06日 18時26分17秒

私が生まれる前に作られた古い白黒映画を観てきました。監督はイングマール・ベルイマン。フェデリコ・フェリーニ、黒澤明と並び称させる20世紀を代表する映画監督だそうですが、私はどの作品も初めてでした。

<第七の封印>
ペストが蔓延する中世ヨーロッパ。十字軍の遠征から帰還した騎士のところに死神が現れます。騎士は、「待ってくれ、これからチェスの勝負をしよう。もし私が勝ったら、私を連れ去るのは止めて欲しい」と懇願します。チェスの腕前に自信がある死神はその勝負を受けて立つことにしましたが・・・。
<夏の遊び>
バレリーナのマリーは、新聞記者の恋人が、自分より仕事を優先していることに不満を持っています。一方恋人の方も、マリーが結婚よりバレエに夢中なことを面白く思っていません。そんなマリーのところにある日小包が届きました。中には一冊の古いノートが。それを見たマリーは、旅に出ることを決意します・・・。
<冬の光>
スウェーデンの田舎にある小さな教会。ミサが終わった後、ある夫婦が牧師のところへきます。妻から「夫は中国も原子爆弾を持つと新聞で読んで以来全くしゃべらなくなってしまった。心の安らぎを与えて欲しい」と相談を受けます。しかし、牧師からありきたりの助言もらった夫は、帰りに銃で頭を打ち自殺してしまいます・・・

1005第七の封印

どの作品も暗く重いものでした。その中で常に「生きることとは?」「死ぬこととは?」「神の存在は、信仰は?」と観る人に問いかけてきます。ベルイマンの作品が後に多くの映画監督に影響を与えたというのもなるほどとうなずけました。ふだん上映されることは滅多にありませんが、ミニシアターなどではときどき特集が組まれることがあるようです。興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね。

「第七の封印」1957年 スウェーデン 97分 モノクロ
「夏の遊び」 1951年 スウェーデン 90分 モノクロ
「冬の光」 1963年 スウェーデン 82分 モノクロ