ハンチバック(せむし) ― 2023年11月03日 20時01分12秒
この3連休に読もうと思っていた本ですが、東京から新大阪に向かう新幹線の、しかも豊橋辺りで(1時間半)で読み終わってしまいました。
そういえば私の左となりの5Aの若者は新幹線慣れしているのか、テーブルの上にスマホの専用台を置いて動画を見たりゲームをしています。ああいう台があれば便利だろうなぁ。私の右どなり5Cのスーツ姿のおじさんは、乗車した新横浜から下車した名古屋到着までずっと英文の書類を読んでいました。時折左手で書類にマーカーペンを走らせていて、左利きの私は親近感を感じます。
さて本の方は「これが芥川賞作品?」と思ったのが正直な感想です。ただ、社会全体を支配しているマチズモ(健常者優位主義者)に対する高齢処女重度障害者(主人公は自らをそう呼んでいる)からの挑戦状的なこの作品は、現代社会を生きる私たちにとっては、避けて通れない一冊なのかもしれません。

「ハンチバック」
市川沙央著 文藝春秋
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