佐渡に3頭いる聴導犬 ― 2014年03月29日 23時22分44秒
新幹線で新潟へ。そしてそこからカーフェリーで向かった先は佐渡です。
出港直後は茶色く濁っていた海の水ですが、沖に出るにつれきれいなブルーに。客室からデッキに出てみました。あっ、遠くに見えるのは海面から浮かび上がって進むジェットフォイルですよ!

2時間半ほどで佐渡に到着。実は私は中学生の時の夏休みに友人と佐渡へ行ったことがあります。なので35年ぐらいぶりでしょうかねぇ。
ところで佐渡には私の友人夫婦が、三組も東京から移住しています。その内のKさんご夫妻の家には耳の聞こえない人をサポートする「聴導犬(ちょうどうけん)」のシオンちゃんがいます。新潟県には聴導犬が5頭いますが、その内の3頭はここ佐渡にいるのだそうです。

さて、夜は佐渡の聴手記(きてき)の会の皆さんと交流会でした。「聴」は聴覚障がい者、「手」は手話通訳者や手話を学んでいる人たち、「記」は難聴者の人たちなどに筆記で話の内容を伝える筆記者の皆という意味だそうです。皆さんとても仲の良さそうな雰囲気が伝わってきました。
ところで佐渡と言えば朱鷺(トキ)ですよね。でも朱鷺がいる地域は限られています。毎朝(8時頃)見るという人もいれば、テレビでしか見たことがないという人もいました。なるほど、佐渡も広いですからね。
交流会では、私も「雪」、「忘れ草」、「犬の目」の手話小咄をさせていただきました。皆さん楽しんでいただけましたか?

さて、今日お世話になったのはホテル「浦島」。本館は日本を代表する建築家、内藤廣氏、そして鉄とガラスを用いた南館は北山恒氏の設計です。とても斬新な空間です。皆さん、お休みなさい。
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