ジンジャエールのおいしい喫茶店2014年09月08日 16時21分19秒

<ベトナムコーヒー>
数日前出版社の編集者から電話がありました。
-ご無沙汰しています。今年もまた雑誌の手話ソングの企画でお打ち合わせをしたいのですが・・・
-いいですよ。どこでお会いしましょうか?
-そうですね・・・あっ、以前お会いした神保町にあるジンジャエールがおいしいお店ではいかがでしょうか?
-ジンジャエール・・・?神保町・・・?あぁ、古瀬戸ですね。では月曜日にお会いしましょう。
-よろしくお願いします。

という訳で今日は神保町の喫茶店で担当の方とお会いしました。ジンジャエールといえば今でこそスーパーなどでも甘くないものが買えるようになりましたが、昔ジンジャエールといえば決まって甘かったですよね。そんな中、この店で辛口のジンジャエールを初めて飲んだときは、「これが本当のジンジャエールか!なるほど、大人の味がする」と涙が止まらなかったものです(笑)。
ある雑誌の仕事なのですが、去年は別の方が担当でしたので、Kさんとお会いするのは2年ぶりですね。でもまた同じ飲み物では芸がないので、今日注文したものは「ベトナムコーヒー(540円)」です。これは苦いコーヒーの底に甘いコンデンスミルクが沈んでいる飲み物なんですよ。最初はかき回さずに苦味を、そしてスプーンでかき回した後は甘味を楽しみます。久しぶりにいただきましたがとってもおいしかったです。

0908ベトナムコーヒー

さて、打ち合わせも無事に終了。その後は予定もなかったのでブラブラと神保町の喫茶店巡りへ出かけました。
私はおしゃれなカフェはあまり好きではありません。昔ながらの喫茶店が好きなのです。神保町には「穂高」、「音叉」、「壹眞(かづま)」、「白十字」、「蔵」などの名前からも風格が感じられるお店が多いですね。私たちのような立派なオジサンはスタバとかドトールのようなお店には入ってはいけません(笑)。ましてや恥を忍んでマクドナルドなどに入るぐらいなら潔く腹を切りましょう!

<手動式のエレベーター>
さて最初に足を運んだのは「ひなた屋」。ここは先ほど入った古瀬戸本店のすぐ近くのビルの4階にあります。ビックリするのは今だに手で扉を開閉する手動式のエレベーターがあることです。これはもう映画「シャレード」や「第三の男」の世界ですよね。(←あっ、知りませんか?)ところが・・・なんと今日月曜日は定休日でした。残念!

0908手動エレベーター

<1階で買い、3階で切り、4階で焼く!?>
その後少し歩いて到着したのは「耳をすます書店」です。ここはGAIAという自然食品のお店の2階にあるブックカフェです。古本や雑貨に囲まれたフロアーの窓際にはたった4席しかありません。まさに隠れ家的カフェです。(他に壁側のカウンター席には5席あります)ここでは「オーガニックの豆乳ミルクティー(550円)」をいただきました。本当はランチもするつもりでしたが1時過ぎでちょうど売り切れてしまいました。それでも窓際の席で窓の外を眺めながら1時間ほど読書を楽しんできました。
そういえばこのお店、1階でパンを買うと、3階で包丁を借りられ、4階でトーストして食べられるそうです。面白いですね。(私はやったことがないので、もしもうやっていなかったらゴメンナサイ!)

0908眺めの良い窓際の席

今日は久しぶりに神保町へ行ったので、他にも古本屋をひやかしたり、Lブレスで登山用品を見たり、大田姫神社でお参りをしたりとゆったりとした午後のひとときを過ごしてきました。