お陰さまで結婚21周年を迎えました!(宮崎3日目) ― 2014年09月15日 22時54分27秒
宮崎の旅3日目の今日、9月15日は私たち夫婦の21回目の結婚記念日です。
昨日は旅の途中から妻と合流しました。宿泊したホテルは宮崎のシーガイヤ(シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートホテル)です。チェックインして部屋に入ると、そこには客室係の方からの、「結婚記念日おめでとうございます。これからのご多幸と健康をお祈りいたします」というカートとプレゼントが置いてありました。うれしい心遣いですね。本当にありがとうございます。

さて、今日はバスの観光ツアーに申込み、日南海岸を回りました。
最初に訪れたのは、周囲が1.5kmの小さな島、「青島」です。島の周りを「鬼の洗濯板」という波状の岩が取り囲んでいます。
ジャングルのような亜熱帯の植物に囲まれた青島神社を参拝した後、偶然東京から観光に来ていた聴覚障がい者の方にもお会いしましたよ。

続いては美しい海が見渡せるという「堀切峠」へ。あいにくの雨でしたが、宮崎県の花「はまゆう」がきれいに咲いていました。最初、遠くから見たときは白いヒガンバナかと勘違いしていました。
3番目の観光地は「鵜戸(うど)神社」です。ここは昔、宮崎では新婚旅行で必ず訪れる所だったそうです。洞窟内にある神社のすぐ横では「運玉」という運試しができます。これはまず100円で5個の小さい石を買い、それを海にせり出した岩の上にある小さい穴をめがけて投げます。見事穴に入れば幸運ということですが、女性は右手、そして男性は左手で投げなくてはなりません。男性にはハンディを設けているのでしょうが、左利きの私にはその段階ですでに超ラッキー!です。そして見事3投目で石を投げ入れることに成功しました。続いて妻が投げたら何と2つも成功しました。観光バスに戻ってガイドさんが「運玉が成功した人?」と訊くと、バスの中で手を挙げたのは私たち2人だけ!夫婦そろって運が良かったですねぇ。

昼食は、妻が「日向地鶏のすき焼き」、私は「伊勢海老の味噌汁」をいただきました。両方とも地元の名物料理だそうです。伊勢海老漁は9月に解禁になったばかりとのこと。肉厚でおいしかったです。ごちそうさまでした。

そして、最後に訪れたのは九州の小京都「飫肥(おび)」です。ここでは飫肥城や武家屋敷通り、小村寿太郎記念館などを観光しました。明治時代に外交官として活躍した寿太郎は、お母さんが病弱だったために、おばあさん(熊子)さんにいろいろなことを教わって育ちました。そのことが幼少期の彼に大きな影響を与えるのですが、その熊子さん、なんと42才だったそうです!80才位の方を想像していたのでビックリ。何と自分より12才も年下だったのですね。
バスの中ではガイドさんが宮崎の民謡をたくさん歌ってくださいました。どの歌も素晴らしかったですが、平家の姫と源氏の若武者との恋を歌った「ひえつき節」が特に印象に残りました。旅の良い思い出となりました。ガイドさん、素敵な歌声をありがとうございました。

さて、今回の旅は、私が13日に宮崎での仕事があったこと、妻が宮崎に行ったことがなかったこと、15日が結婚記念日だったことから実現しました。いつもは家族4人で旅行に行くのですが、今回久しぶりに夫婦2人で水入らずの旅になりました。あいにく3日間とも天候には恵まれなかったものの、忘れられない結婚記念の旅になりました。
妻へ
今回の旅は、航空券からホテル、観光まで全て手配をしてくれましたね。素晴らしい思い出の旅になったと感謝しています。そして今まで21年間、本当にありがとう!こんな私ですが、これからもどうぞよろしくお願いします。
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