手話通訳士試験問題にチャレンジしました ― 2014年11月13日 22時03分59秒
今日は毎月一回、渋谷で開催している手話勉強会「てぃぐる」の日でした。
今日もほぼ満席になりました。大勢の方に来ていただき本当にありがとうございます。
今日の内容としては、
・ろう者との会話にてできた珍しい手話「既製服」、「(頭が)しっかりしている」
・桐の木を植える←実際に桐の木の成長は思っている以上に速い。また、桐のタンスと行っても大きなものではなく、文箱のような小型のもの。だとしたら娘が生まれてから苗を植えても充分間に合うのではないか?という意見がありました。なるほど!
・第26回手話通訳士試験問題にチャレンジ←皆さんは通訳者から見て正面に国会議事堂を作るのですが、恐らく実際の現場では通訳士は議事堂の前に、つまり背を向けて立つのが一般的ではないか?そういうイメージを持って通訳することが大切だと説明しました。

さて、学習会終了後はスタッフの皆さんとミーティングを開きました。てぃぐるには毎回多くの聴覚障がい者の方(多いときは半数近く)が参加してくださいます。今日も補聴器の話しなど障がいのある立場からいろいろとお話しが聴けるのでとても感謝しています。ただ、問題点としては、テープなどを聴いて手話に表現する「聞き取り通訳」
ができないことです。そうなると聞こえる人だけで練習するというのもちょっと寂しいですよね。
すると筆記通訳者Sさんが「スマートフォンなどをパソコンに繋いで画面上に文字を表示すれば、聞こえない人でもそれを見ながら聞き取り通訳練習ができるのでは?」と言いました。なるほどそういう方法もあったのですね。これからちょっと調べてみて実現させたい企画の1つです。一般の社会はもちろんですが、手話の学習会の場面においても聞こえない人と聞こえる人との間に生じないように気をつけていきたいと強く感じました。
事務局スタッフ、そしてパソコン筆記通訳者の皆さん、来ていただいた皆さん、キャリア・ステーションの職員の皆さん、今日は本当にありがとうございました。
さてさて次回のてぃぐるは12月11日14時からです。
皆さんも私たちと一緒に手話を学習しませんか?皆さんのお申込みを心からお待ちしています。
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