赤いペン ― 2022年01月27日 17時43分04秒
「ある日目が覚めたら、不思議なことがありました。机の上にノートが開いて置いてあります。私はいつも机の上には何も置かないのでおかしいと思い片付けようとしたら、そのノートに何か書いてあります。それは小学校の時の同級生を名乗る人物からの手紙で、昔の思い出が書かれていました。字は自分の字に似ていますが微妙に違います。誰かが夜中に忍びこんでこれを書いた?なんの目的で・・・気持ちが悪くなった私は業者に頼んでその日のうちに家のカギを交換しました。すっかり忘れていた一週間後、目が覚めるとまた机の上にはノートが開かれていて、そこには「忘れてしまったの?」と書かれた手紙がありました・・・その瞬間、私は小学校時代のある出来事を思い出しました・・・」
197ページ、2時間もあれば読み終わる楽しい本でした。皆さんにもオススメです。
「赤いペン」
澤井美穂著 フレーベル館
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