釈千手の日記帳

今日の手話サークルでは電話リレーサービスの勉強会＆体験会でした。

電話リレーサービス、これは簡単に言うと耳が聞こえない人が自分で電話サービスを利用できるようになるというものです。

聞こえない人が電話をかけるとまずオペレーターに繋がります。そこから相手に電話がかかります。オペレーターは手話を音声、音声を手話に変換します。これを使えば、例えばピザ屋にピザの宅配の電話をかけることができるようになります。

とても便利なサービスですね。それでも課題はあります。例えば事故などの場合、救急車を呼ぶまではリレーサービスを利用できます。でも救急隊が到着したら、このサービスは使えません。今度は遠隔手話通訳サービスを利用しなくてはなりません。でも、例えばソウルの事故のように混乱している現場でそんな面倒な手続きをしている場合ではありません。

リレーサービスの開始は大きな一歩ですが、これから改善も必要でしょう。