釈千手の日記帳

今日は文京区の「つながるメッセ」というイベントに参加してきました。

このイベントは、文京区内で活動するボランティア団体がお互いの活動について知り、横のつながりを作ろうというものです。

午前中は、11ある参加団体が3分間で活動内容をプレゼンをするというものでした。他の10団体はパワーポイント(スライド)を投影し、マイクを使って説明をするスタイルでした。でも私たち手話サークルは寸劇をやりました。とても楽しくわかりやすい発表だったと思います。

他の団体で一番印象に残ったのはランドセルや制服のリユース活動です。中学に入ると制服や靴、カバンなどで10万円ぐらいかかるそうです。使い終わったものをリユースするのは、環境にもお財布にもやさしいですね。

文京区は比較的生活水準が高いと言われていますが、区内には貧困のため充分な食事を摂ることができず給食が唯一の栄養源になっている子どもが1000人以上いるそうです。この制服リユースの収益も「子供の未来応援基金」に寄付されます。応援したい活動のひとつですね。

午後は車イスと視覚障がい者歩行の体験をやりました。私は大学で障がい者福祉について講義をしています。一通りのことは理解しているつもりでしたが、細かいところで知らなかったこと(左手で車輪を押さえて右のストッパーを外すことや、車イスの人が来たら一度エレベーターを降りること)もたくさんあり、とても良い経験になりました。

終了後はサークルのメンバーで反省会を開き、みんなで乾杯しました💙