釈千手の日記帳

以前、妻から「11月の平日でどこか空いている日はある？」と聞かれ、今日29日が空いていたために、それに合わせて休みをとってもらいました。そして私もこの日は仕事を入れないようにしていました。
どこかへ紅葉を見に行こうと思っていたところ、ラジオで大沢悠里さんが奥さんと大雄山線に乗り最乗寺へ行った話しをしているのを聞きました。私も前から興味がありましたし、ちょうど今が紅葉も見頃のようです。本当は今日は夫婦で最乗寺を楽しんでくる予定だったのですが・・・今日は通院、検査のために小旅行は中止、残念です。わざわざこの日に休みを取ってくれた妻には申し訳なく思っています。大雄山線と最乗寺はまたいつか機会があったら行きましょう！

さて、月曜日に近所の医院から抗生物質をもらって体はだいぶ楽になってきました。トイレへ行く間隔も40分、1時間、1時間半と広がっています。ただ、前回の診察は排尿した後だったので前立腺のエコー検査ができませんでした。そこで今日は朝からトイレを我慢して検査へ行ってきました。

検査も無事に終了。医師がエコー写真を見せてくれましたが、これを見ても全く訳がわかりませんね（笑）。

「うーん、大丈夫そうですね」「つまり普通の大きさということですか？」「いゃ、そうは言っていませんよ・・・」「つまり前立腺は肥大しているのでしょうか？」「普通よりはまぁ少し・・・ところで昨夜の地震は大きかったですか？」「えっ？えっまあそうですね・・・ところで血液検査の結果はどうだったでしょうか」「数値は良い数字が出ているというか・・・」「そうですか。では特に問題はないと言うことでしょうか」「いやいや、そうは言っていませんよ。この辺がちょっと。そしてこの辺もちょっとね」「そうですか・・・ではどのようにすれば？」「悪い場合もあるので総合病院できちんと・・・ね」「？？？」

つまり医師のことばをかき集め、私の質問に対する返事、ならびにに表情などを総合的に判断すると、「検査の結果、前立腺肥大があります。前立腺がんも疑われるので念のために総合病院で精密検査を受けてください。紹介状を書きますから」という意味のようです。
それならそうとハッキリ言ってくれればよいものを、オブラートに包み、ビニールに包み、バンダナに包み、新聞紙に包み、途中で患者の気持ちを和らげようと昨夜の地震や世間話をなどを織り交ぜながら話します。医師のことばと表情から何が言いたいのかを掴むなんて面倒な作業を患者にさせないでくださいよ。ふーっ、疲れました。

私のかかりつけ医はとってもソフトで穏やかな人なので、たぶんご年配の患者さんたちには人気があるのでしょう。病名もぼかし、症状もぼかすことで、結局直接ショックを与えないようにしているのでしょうかね。
その後紹介状を持って総合病院へ行くと、あいにく今日は患者がいっぱいで予約が取れないということでした。また来週検査に行ってこようと思います。