プール、スイカ、花火、せみ、家族旅行、高校野球 ― 2014年09月01日 18時03分17秒
仕事と仕事の間に、2時間の空き時間ができました。一度家に帰ろうかとも思ったのですが、帰ってまたすぐに出かけるとなると慌ただしいですし、交通費も無駄になりますね。そこでカフェで読書することに。(まぁ結局440円のコーヒー代を払えば交通費と同じことなんですが・・・)
<周りは外国人だらけ>
入ったカフェは、日本でたぶん一番有名な「渋谷のスクランブル交差点」を見下ろすところにあります。ビックリしたのは周りはほとんど外国人観光客。英語?フランス語?中国語?韓国語?と耳に入ってくるのは日本語以外の言語です。
そしてその外国人の皆さん、信号が青になる度にスマホでスクランブル交差点を歩く人の写真、動画を撮っています。きっと国に帰って、「日本にはこんな面白いところがある」と伝えるのでしょうね。落ち着かないと言えばそうですが、逆に「あぁ、ここはそういう目的の人たちが集まるところか」と思えばある意味、安心できる場所かもしれません。

<夏休みも終わり>
ところで今日は9月1日、夏休みも終わりですねぇ。そこで私が今日カフェで読んだ本は、千野帽子(ちのぼうし)編、「夏休み」角川書店です。
「あげは蝶」江國香織著☆☆☆
私の前で新幹線の扉がむなしく閉まりました。
「再試合」小川洋子著☆☆☆
たまたまきのう延長50回で勝負がついた高校野球(軟式)の試合がありました。でも、まだ終わるだけ幸せですよ。この試合は・・・、そういつまで経っても終わらないのですからね!
「ローマ風の休日」万城目学著☆☆
少年がいつの間にかその人のことを好きになっていくにつれ、読んでいる自分も彼女のことが好きになっていることに気づかされます。
他にも「クロール」など8つの短篇小説が収められています。プール、スイカ、花火、せみ、家族旅行、高校野球・・・など夏休みの全てがギュッと凝縮されている一冊でした。
皆さんもお時間がありましたらぜひ読んでみてくださいね。
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