原稿を頼まれて ― 2018年08月27日 22時35分14秒
今日の手話サークルは班活動の日でした。
私は新聞班に入ったのですが、編集長が、「全てのページが手話関係の記事になっている。この13ページだけは『芸術の秋』ということで、お勧めの本とか美術館で見た絵など、手話とは関係のない記事にしたいと思います」と言いました。みんな賛成したのですが、なかなか担当が決まりません。そこで私が手を挙げて「夏休みにプラハとウィーンへ行き、美術館へも行ったのでその話で良ければ書きます。」と発言し引き受けることに。
でもよく考えたら、現在私は2冊の本を執筆中なのに、さらに〆切のある原稿を引き受けてどうする!?と自分にツッコミを入れてしまいました(笑)。
後回しにすると厄介な仕事なので帰宅してすぐに原稿に取り掛かり、先ほど編集長のところへ無事に原稿を送りました。ホッ。

ところで今日サークルでこんなことがありました。あるろう者の方の話です。「先日、落語を聞きました。とても面白かったです。川上の方から大きな桃、じゃなくてサツマイモが流れてきました。おじいさんはそれを拾って家に帰りました。おばあさんはそのサツマイモをふかして食べました。そして○○○・・・・するとみんなは臭がりました、というお話しでした。」
○○○のところの手話は「大きなオナラをしました」という内容でした。しかし、手話通訳者はそこの部分を訳しません。オナラと言うのが恥ずかしかったのかもしれません。(またはそこだけ読み取れなかったのかもしれませんが)ただ、本人がそう言っているのに通訳者の判断で訳さないとなればろう者の話が正しく周りの人に伝わりませんよね。その辺りはしっかりと訳して欲しいなぁと感じました。今日はそれを話すチャンスがなかったので、今度サークルでその話をしてみたいと思います。
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