腕の見せどころ2021年03月05日 21時22分50秒

今日は大学教員の研修会がオンラインで行われました。
研修会というものはいつも刺激になり、また勉強になるものですが、今日は特に実りの多い研修になりました。

ズームに関する技術的な話(ブレイクアウトの分け方や時間など)はもちろんですが、それ以外に私が印象に残った話が2つありました。

20210305研修会

(1)前に説明したことをもう一度質問された場合
ときどき、「それ前に説明しましたよね」というような質問が学生からくる場合があります。もちろん「前に話したでしょ!聞いていなかったの?」などと上から目線で答えることはありませんが、正直ちょっとイラっとしますね。講師のK先生はそんな場合自分が答えるのではなく他の学生に答えてもらうと言います。応える学生には復習になるし、それを聞いている生徒は「既に説明があった」ということがわかります。まさに3人にとってウィンウィンの関係になりますね!
(2)学習内容と全く関係のない質問をされた場合
もうひとつは全く関係のない質問の対処法。こちらも「授業に関係のない質問はするな!」などとは答えませんが対応に苦慮します。K先生は「そのような質問からいかに後期背のテーマに戻せるか、関係づけられるかが教師の腕の見せどころでは」と言います。なるほど。例えば動物の話をしているときにいきなりオリンピックの質問をされた場合、「オリンピックと言えば人間の競技ですが、ひとつだけ動物の競技がありますね。それは・・・」と話を展開できればこれも質問者と回答者にとってウィンウィンになります。
今日学んだことを生かして、今後の授業に少しでも反映できたらと思いました。講師やスタッフの皆さん、今日はありがとうございました。

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