釈千手の日記帳

昨日は、知り合いの教授に頼まれて神奈川県の大学に講義に行ってきました。郊外にある緑豊かな大学で敷地内にはコンビニもあり、また教室の移動はエスカレーター、外国人留学生も多く、キャンパスを歩いていると「ここはアメリカ？」と思う様な雰囲気でした。
ゲスト講師というのはなかなか難しいものです。
・ふだんどんな講義を受けているのか？
・クラスの雰囲気は？
などがわからないまま授業をしなければならないのですから。

学生はとても熱心で、手話だけでなく「筆談・読唇・空書」などの実技にも積極的に参加していました。ひとつ残念だったことは遅刻者が多いということです。２０分、３０分と多くの学生が遅れて教室に入ってきます。私がふだん教えている大学のクラスでは、遅刻１分につき１点減点（つまり２１分以上遅刻したらもうA評価は取れません）しています。９時からの１限ならともかく、１０時４０分から始まる２限でこんなに多くの学生が遅刻してくるのは初めての経験です。もちろんそれは一部の生徒だけなのですが。
科目名は「インターネットとバリアフリー」。先生はふたりいて、そのうちのおひとりは視覚障がい者の方でした。（学生のレポートを読むことなどにご不便はないのでしょうか？）でも、素晴らしいことだと思いました。
自己紹介で、「私はｍｉｘｉでは『釈千手』です」と話しました。あとで足跡を見てみたら何人かの学生がホームページを見に来てくれていました。そのうちのひとりは来訪時間が午前１１時・・・？（コラー！まだ授業中ですよ）
授業に関する感想やコメントを書いてくれる人もいました。私の講義が少しは皆さんの役に立ちましたでしょうか？こうやって直接学生から感想を聞くことができるので、やっぱりインターネットは便利なものだなぁと実感しました。
お世話になりました大学の先生、スタッフの皆様、そして講義を受けてくれた学生のみなさん、昨日は本当にありがとうございました。