Neokeys2017年01月10日 21時37分47秒

今日はNeokeys(ネオキーズ)のライブに行ってきました。
私は今まで楽曲は聴いたことはありますが、ライブに行くのは初めてです。
このバンドは作詞家と作曲家のユニットです。「今までたくさんの曲をアーティストに提供してきたが、いろいろなタイミングが合わず、結局人々の耳に触れることがない曲がたくさんある。それならば自分たちで歌ってあげよう。自分たちは歌手ではないから歌はうまくないけれど、その曲を作った本人だから誰よりも気持ちを込めて歌うことができるはず」という話を聞き、なるほどと納得しました。

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Neokeysは私の中では谷山浩子さんの世界観に似ているというイメージが勝手にあります(シュールな部分は引いて)。柔らかくて、暖かくて。その中で「恋しくて、涙」という曲が印象に残りました。「看護師として満州に渡った女性。日本ではみんなが彼女は死んだとばかり思っていました。好きだった男性はやがて彼女を諦めて他の女性と結婚。そして何とか祖国に戻ってきた彼女もやがては他の男性と結婚。そんなある日一本の電話が・・・」ちょっと他の曲とはトーンが違います。旦那さんが受話器の口の部分を押さえて「君に電話だよ」という場面の手話が何とも素晴らしくて。感動しました。
他には最後の「ラストダンス」。三拍子の軽快なリズムとギターのフレーズ、そしてヒグラシのようなピアノの響き。楽曲的にはこの曲が一番良かったです。全体的に男女のメインボーカルの声もよく合っていて心地よい感じに包まれました。
Neokeysさんは年に1~2回しかライブをやらないそうですが、これからもまめに情報をチェックして聴きに行きたいです。

ナオイヌイさん、わたなべももさん、飯泉孝さん、石見扶美さん、そしてはーとふるはんどの山辺さん、シュガーさん、櫻井洋子さん、盲導犬のスカイちゃん、今日は素敵な時間を共有できて嬉しかったです。改めてありがとうございました。