草食系より大阪府警2015年02月09日 17時55分09秒

最近落語にはまっています。下町には昼休みの1時間に500円で落語を聴かせてくれる寄席、朝9時半にはじまり10時半に終わる寄席などがほぼ毎日あります。カフェへ本を読みに行くような感覚でときどき足を運んでいます。以下は自分用メモです。

ワンコイン寄席(秋葉原・連雀亭)

春風亭笑松(しょうまつ)「四人癖」☆
最後にもう一回だけやらせてくれ」には笑いました。とっても声が良い噺家さんです。

笑福亭竹三「時うどん」☆☆
上方落語では見台ひざ隠しというものを使うそうです。東京には無いので講談の釈台で代用していました。大阪と東京では警察官の募集も違うとのこと。
さて、「時うどん」です。「銭要らんから帰って」と言われても、何時かい?はやりたいのですね。内容がわかっていても笑わされます。とてもリズムの良い語り口調でした。

神田松之丞「和田平助」☆☆☆
連雀亭、定員オーバー(60人)だったことが保健所からの指導の原因だったそうです。再開できて良かった。雪の前日はお客さん4人だったそうです。この日は26人でした。
講談はとにかく素晴らしく松之丞さんの芸に惚れました。これから追いかけていきたい講釈師さんのひとりです。


0206ワンコイン寄席

朝練講談会(お江戸日本橋亭)

神田松之丞「天明白浪伝 稲葉小僧」☆☆
朝らしくまったりとはじめながら、吉原の女郎屋で稲葉小僧が捕まりそうになる場面は迫力満点でまたハラハラドキドキさせられました。

一龍斎貞寿「は組小町」☆☆☆
最後はもちろんのこと、三五郎に「アブ」られて死んだ源次のまといにおはつが話しかけるところからもう目はうるうるとしてきます。いゃあ、朝から泣かされました。

それにしても朝10時半に終わるというのは一日が有効に使えて実に良いものですね。

0208朝練講談会

ワンコイン寄席(秋葉原・連雀亭)

桂夏丸「昭和力士伝~増位山物語」☆☆
北朝鮮の兵士、「白鵬恩返しじゃないぞ、千代の富士のように空気読め」には笑いました。右肩上も、育盛も知っている私には楽しめましたが、相撲に詳しくない人はわかったかな?夏丸さん、2曲も歌っていただきありがとうございました。いつもは6勝9敗かもしれませんが、今日は11勝4敗ぐらい。笑いを取っていましたよ。マニアックすぎるお話しに☆2つです!

三遊亭歌太郎「釜泥」☆
ニコニコした笑顔が印象的です。44マグナムは一瞬付いていけませんでした(笑)!間の取り方が上手ですね。「今度は家を・・・」のオチも最高でした。

神田真紅「口笛を吹く武士」☆☆☆
たぶん、真紅さん今日は本調子ではなかったのでしょう。一度ことばを噛むとあわててしまい連続してしまいましたね。そんな大声を出して松岡修造でもあるましい!お話しの方は忠臣蔵なので私はとても楽しめました。ただ、若い世代の人には難しい内容だったのかな?例えば「こっちが待ちかねた」というのは元の話しを知らないと笑えませんよね。
小林平八郎。清水一角は吉良側の家臣です。そしてその兄狂太郎がこのお話しの主人公。これに竹林唯七(ただしち)と間新六(しんろく)が絡みます。大事の前の小事。このことばで全てが伝わりますね。吉良側にも物語はある、ステキな講談をありがとうございました。

0209ワンコイン寄席